こんにちは。
火鉢屋の番頭 三浦です。
これから登場いたします、埼玉県のお口でつくられた火鉢を二台、ご紹介いたします。
まずは簡単にお写真を御覧ください。
お値段ですが、86,000円に消費税となります。
埼玉のナラ材でつくった火鉢
サイズも、組み方も、すべてヒノキの火鉢と同じ。色味が濃い火鉢が欲しかったのですが、ケヤキでつくるとあまりに高価になってしまうので(40万円くらい)、ナラ材に落ち着きました。
ヒノキの火鉢が10kg程度の重さで、ナラ材の火鉢が16kg程度あります。
なぜに埼玉
OPENいらい販売している新品の火鉢「桐火鉢」と「桐箱火鉢」があります。当初新潟の桐たんすの職人さんに作ってもらっていました。数年前に廃業。一時は別の職にさんにお願いしようとしたのですが値段があまりに高くなってしまいまいsた。
次の職人さんが見つかるまで、1年半もかかってしまいました。でもようやく、「その値段で桐の火鉢をつくれます。」と快諾してくださる職人さんが見つかりました。
でも既存のデザインの桐火鉢だけではモチベーションが上がらない。ということで、新しいデザイン、新しい素材の火鉢を提案してくださいました。これが、ヒノキの火鉢登場のきっかけです。
なぜにヒノキ
簡単にご説明しますと、埼玉愛!です。ぜひ埼玉のヒノキ(有名らしいです)を使いたいとのことでした。ナラ材は私達が色の濃い火鉢がほしいので、ちょうどよい木材を選んでもらいました。
そんな経緯で生まれたヒノキの火鉢。本当は2〜3年前にできていましたが、やっと今年販売開始です。
できるだけ低価格を。と思いましてこの価格におさまりました。販売者は弊店とあともう一店舗。 炭の増田屋だです。販売価格は同じ税抜 86,000円(税込み:92,880円)です。
それから今回ご紹介できる火鉢は他に2店ございます。
春慶塗のこぶりな火鉢
茶道家の先生が大事につかってらした春慶塗の火鉢。お初の陶器の落としです。春慶塗の火鉢そのものは、それほど珍しいものではありませんが、陶器の落とし(炉)は初めて手に致しました。
茶道具としてお使いの場合、やはり銅板の炉では味気ないといえば味気ないかもしれません。素焼きにお茶っ葉色の塗りをほどこした実に上品な陶器の炉。これだけで絵になります。 2つ1組でゆずっていただきました。
1つ12,800円 2つで22,800円(税込)
久々のケヤキ!
フロアマットの上でごめんなさい。
きれいです。大丈夫です。急いでいて撮影場所がみつからず。。。 でもケヤキの手焙火鉢。非常に綺麗です。出所不明で年代も不明ですが、おそらく昭和の初期に作られたもの。もしかすると戦後になって作られたものかもしれません。昭和20年ころ? 大正時代の可能性もありますが、それにしてはキレイかもしれません。ただ同じものが大正時代にも結構作られていましたので、もしかすると大正時代のもの。 センノキという木材も使われますが、これはケヤキです!
価格は14,800円(税込)と、きれいな骨董の手焙火鉢としては比較的購入しやすいお値段にしました。