こんにちは。
番頭の三浦でございます。 もっと早く登場させるべきでした。
こんなに見事な火鉢。
私は色々準備しだすと時間がかかりますので、まずはスピード命でご覧いただくことにいたしました。
ご質問ございましたらお気軽にお尋ねください。
ケヤキの手あぶり火鉢です。センノキまたの名をハリギリ、、、ではございません。取っ手は掘ってあります。ただケヤキとセンノキはかなり似ているので難しいところ。とはいえこの形状の火鉢は以前は多く見つかりました。
お値段18,000円(税込)
本日、ご売約済みでございます。
昭和の初期ころに作られたものだと思いますが、戦前でしょうか。戦後になると薄い板を貼り付けた集成材が多用されますので、おそらく戦前かなとおもうのですが。もしくくは大正時代でもおかしくないです。取っ手を掘ってあるのは見事。いまどき無い厚みの木材をつかった手あぶり火鉢です。
手焙火鉢 第317弾
こちらは正真正銘?のケヤキの火鉢。持ち主の方から直接聞いたからです。プロの骨董屋さんでもセンノキをケヤキと考えてしまいがち。そういう意味ではケヤキの木目の代表格かもしれません。
ケヤキ、黒柿を使った手あぶり火鉢は普通のお宅では使用されませんでした。昭和に入ったとてお武家さんの家などにしかありませんでした。ゆえに保管状態も良いのですが。
お値段28,000円(税込)
お値段28,000円は少々お高いのですが、高値でしかお譲りいただけなかったため。サイズは少し大きめで、30cm x 30cm x 22cm。
このサイズの手あぶり火鉢は瓶掛(びんかけ)とも呼ばれます。鉄瓶をのせてお茶を入れる際、鉄瓶の移動が楽なように高さが低くなっています。風炉釜と似たサイズです。
手焙火鉢 第318弾
黒柿の手あぶり火鉢です。珍しいことは珍しいんですが、私の師匠も黒書きをよく山形から見つけてくれますので、今までもそこそこ登場させてまいりました。ただ、最近はその山形は庄内からもなかなか良いものが降りてきません。こちらは、金沢か滋賀県からやってきたもののようです。
価格は 38,000円(税込)
柿の木1000本に1本の割合で、墨が入った木が見つかります。これが黒柿です。外見からはわからず、切ってみないとわからない。故に貴重な木材です。またケヤキや黒檀とならんで最も固い木材の1つ。耐熱温度も433度以上ありますので、昔から火鉢では使われてきました。特に江戸でつくられる火鉢に多いです。関東火鉢の縁は90%以上、黒柿です。
こちらの黒柿の手あぶり火鉢。4面ともすべて1枚の黒柿。継板(つぎいた)の面はございません。
手焙火鉢 第319弾
文句なしの黒柿:手あぶり火鉢。
上部のクビレ部分は、京都でつくられる(もしくは金沢)の火鉢にしかみられない形状。こちらも京都で作られた火鉢可と思います。全面黒柿の見事すぎる火鉢。2つと見ない逸品で、当然私も初めて目にしました。このタイプの角火鉢といって倍の縦横の火鉢はかなり以前に3回ほど目にしました。2台はお売りさせていただきましたが、当時の価格で12〜3万円でした。
こちらは手あぶり火鉢なので、常に手元においておける見事な黒柿ということになります。
お値段 88,800円(税込)
サイズ:30cm x 30cm x 高さ27cm
手あぶり火鉢とお思えない重さで5kg前後。 五徳は是非虫喰い五徳の六寸か七寸がオススメです。