■灰の量について
自分の火鉢や囲炉裏でつかう灰の量の求め方は
簡単にうと、1kgの灰の体積 1400立方センチメートル・
お持ちの火鉢や囲炉裏の、灰をいれる炉の縦横と、深さを測ります。
灰は、上部から5cm下まで入れます。
炉の深さ マイナス 5cmが灰を入れる深さ。
これで灰の入る部分の容積を測ります。
それで、その容積を灰1400立方センチメートルで割ります。
- 必要な灰の量を調べます。
- そのため炉(落とし)の「縦・横・深さ」を測ります。
- 丸い火鉢の場合は直径と高さ
- 次に炉の容積を求めます。
- ここで注意したいのは“深さ”です。灰を目いっぱいまでいれると
必ずあふれますので、上部から5cm前後を差し引いた深さで容積
を求めます。 深さの3分の2ちょっとが目安です。 - 深さからおおよそ3cm~5cm程度引いた深さで計算します。
■計算方法
- 四角い火鉢の場合
- 縦×横×深さ×0.7 あるいは
- 縦×横×(深さ – 3cm~5cm)
- 丸い火鉢の場合
- 半径×半径×3×高さ×0.7
- 陶器の火鉢は中程がふくらんでいたり、また厚みも色々
ですのでこれを目安に、あとはお好みで増減します。
参考) 炉のサイズ : たて27cm・横27cm・深さ16cm
深さは16cmー5cmとして 11cm なので27×27×11=8019立法cm
これを1立方cmに相当する1440立法cmで割りますと
8019÷1440=5.5・・・・と出ます。 恐らく灰は5kg~6kgあれば
丁度良いと思われます。
その他に気を付けることは?
- 五徳とその上にかける鉄瓶とのバランス
- 五徳の上に鉄瓶をのせたその時、鉄瓶の下半分くらいが火鉢で隠れると、とてもかっこよく見えます。