黒柿の関東火鉢 象牙の釘

 

総黒柿 一枚板

今では到底手にはいらない
黒柿の巨木の杢目をそのままに

黒柿の江戸長火鉢 象牙の釘が実にめずらしい。

 

象牙の釘

過去に500台以上の火鉢で、
象牙の釘があったのは3台〜4台
だけでした。白すぎない象牙の白。

黒柿の江戸長火鉢 象牙の釘が実にめずらしい。

 

分厚い猫板

猫板も非常に凝った指物
黒柿の固さはケヤキ以上
当時の指物師にしかできない造り

黒柿の関東火鉢 象牙の釘

黒柿の雲

火鉢の、こうした取っ手部分には「くも」という呼称がありまして、その雲の造りがこれまた見事。黒柿で仕上げてあり、また底部分に同じ杢目を持ってきています。ここのつくりも難しく、取っ手部分に穴をあけて、裏から同じ杢目の板を同型に切って、黒柿の最も黒い部分である雲とあわせて、はめ込みます。

この雲の底を同じ杢目にしたのはめったに見ない懲りようです。

これはヒビでありません。

雲のある1面にだけ、黒柿の表面にだけ筋の入った箇所があります。これはヒビではありません。ここまでやる指物師ですから、木の反り留めもぬかりありません。一切の歪みもヒビもありません。ただここだけ表面に薄っすらと筋が入っています。とはいえ木はいつも空気に触れて適度な水分量を含んでいますから、直射日光は苦手です。

 

アルバム画像でこの部分を目一杯撮影してありますので充分ご確認頂けると思います。

黒柿の関東火鉢 象牙の釘