長火鉢の選び方 その2

長火鉢を見分ける9つのポイント

長火鉢の良し悪しを見るにはいくつかのポイントがあります。
今回はその2番め

木材の厚みについてです。

 

  1. 木材
  2. 木材の厚み
  3. 大きさ
  4. 木目
  5. 取っ手
  6. 引き出し
  7. 猫板
  8. 炉縁
  9. オトシ

 

最初に説明。

最後に関東火鉢と関西火鉢

それぞれの画像を載せておきます。

 

前回は1の木材についてでした。

長火鉢の選び方 その1

 

長火鉢に使われる木材は、手あぶり火鉢と違ってほぼ2種類に限られます。

欅(ケヤキ) と 黒柿 の二種類だけです。

関西火鉢は 欅のみです。

関東火鉢(または江戸長火鉢)は、黒柿のものも10%程度存在します。

 

木の厚みは、厚いほうが重厚感があり良いのですが、長火鉢の木材はそもそもがそんなに薄くありません。

厚みの差があっても、数ミリです。

ただこの数ミリが、ものすごい違いになって目に入ってきます。

 

通常は1cm〜1.5cm

これが2cm前後になると、途端に分厚く感じます。

 

また関西火鉢は天板です。

 

関西火鉢の天板は7cmを超えると分厚い部類に入ります。

今までの最高は9.5cmでした。

9cmあればトップクラス間違いなしです。

 

流石に関西火鉢は天板の厚みと本体の大きさは比例しますので、厚み9cmの関西火鉢は幅も80cm、90cmあるのが普通です。

 

関東火鉢は板が分厚くても、小ぶりとまでは言いませんが、大きさに比例はしません。

 

関西火鉢は天板の厚みで価値が決まる傾向があります。

関西火鉢は木目はあまり重視していないと思います。

玉杢のあるものはめったに見ません。

合理的な気風が火鉢にも出ています。

湯呑を置けるように、天板が着いているのは当然といえば当然の流れです。

木目がどうのよりも、大きくて分厚いか、中程度で使いやすいか。

そんな感じでしょうか。

 

江戸長火鉢は厚みだけで価値が決まることは無いです。

江戸長火鉢(関東火鉢)は、他に価値の決め所が複数ありまして、厚みだけでは決まりません。

また、特に分厚い欅を使った関東火鉢は、他の部分も際立って凄いので、厚みだけが特筆されることはないのです。

木目や、取っ手の造り、猫板、全体の大きさがって、最後に分厚いことで更に凄い!

ということになります。

ポイント制で、最後の加算点が厚みといったところでしょうか。

関東火鉢の木材の厚みの違いの画像

過去一番、分厚かった関東火鉢です。木目も最高でしたので、後々こちらの火鉢はまた出てまいります。

2段めが縁の厚みを比べた図。左の画像は右がその分厚い火鉢です。

なんとなく違いがおわかりいただけるでしょうか。なかなかよく撮れなくて苦労したのですが、自分でも写真になるとわかりにくいなと思いました。

最後が炉縁。これはまあ、大きい方と小さい方ということもあってわかりやすいかもしれません。兎に角ものすごい関東火鉢でした。平成29年 2017年にお客様にご購入いただきました。お値段は40万円前後でした。

関西火鉢の厚みの違いを見てみる

最も天板の厚い関西火鉢でした。9.5cmありました。幅は、ちょっと失念してしまいましたが90cmを超えておりました。動画をつくったことがあって、そこでは80cmとしていたのですが、お買い求めいただいたお客様から90cmであるとご指摘をいただきました。まったく番頭は細かいことがだめなで申し訳ございません。

と、ここで謝罪してもしかたないのですが、兎に角分厚かったです。またこの関西火鉢は珍しく木目も揃えてあって、取っても雲でした。最後の写真ですが、関西火鉢の天板はただ上に乗せてあるだけです。しかしこの天板は重かったです。感じとしては30kg弱ありました。

以上、少しは木の厚みのち外がおわかりいただけたでしょうか。ご質問ございましたらお気軽にお尋ねください。

もし今長火鉢をお探しの方いらっしゃいましたら、是非素敵な出会いがあると良いですね。

本日も最後まお読みいただき有難うございました。

番頭 三浦

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