手あぶり火鉢 第325弾
庄内の火鉢 大正時代
さくら材で非常に美麗いわゆるミントコンディション
サイズ 27cm x 27cm x 高さ22cm
灰は3kg (セット売りをご用意済み)
お道具理想は 虫喰五徳五寸14,800もしくは乙女の五徳 4寸 7,800円
火箸と灰ならしは 適当なアンティークの火箸と灰ならしのセット4,400円あたりになりましょうか。
京都文化の色濃い山形県庄内地方でつくられた火鉢です。
庄内のことはさんざん書いておりますので耳タコさんになってしまうかもしれませんが改めて。
庄内と京都との繋がり in 江戸
- 紅の一大産地だった
- 京都が最も紅を必要とした
- 京都の紅貿易が盛ん
- 紅バブルで金=紅 同価値になった
- 庄内に豪商が多々生まれた
- 紅を積んで京都へ。京都の文化財を積んで庄内へ
- 人の交流も盛ん
- 今でも京都風の訛りが残る(と私の庄内の師匠が言っています)
とまあこんな感じでしたので庄内の火鉢はことごとく京都風で上品なのです。
こちらも山形県庄内にあったものを師匠から譲り受けました。2台で1対でつくられるものなので2つございますがうち1つがこちらです。
この火鉢の特徴
恐らくですが桜の木
故に取っ手が桜っぽく型どってあります。
炉も綺麗なので問題なしでございますご安心ください。
裏に太田製とありますから太田さんが作られたのでしょう味があります。
灰はナラ灰とクヌギ灰がございますが、いずれかをお選びいただけるようにしました。セット割引なので別途灰をお買い上げいただくよりお安いです。
骨董の火鉢としては非常に綺麗な理由
骨董の火鉢つまりアンティークがこれほどきれいな理由はただ1つ。蔵に保管されていたからです。師匠はよく「お金持ちの持ち物は100年経っても綺麗」と言っていました。湿度調整が図られた高床式の蔵にしまわれていたものは火鉢の中の灰まできれいな状態で残っていたりします。こちらの火鉢も使われていた様子がありますがほぼ傷一つ有りませんし湿気による痛みは皆無です。さすがです。
¥15,800 – ¥18,800