手編みステンレス網 京都の職人さんがつくりました（ただ・・・）
¥6,800
手編みのステンレス網 直径23cm
弊店では2019年まで中村金網という今思えば最高の網を扱っていました。
残念ながら中村さんは引退してしまったため現在は京都の鳥居金網さんに制作をお願いしています。
こちらはいわゆる鳥居金網の代表的な手編みのステンレス網です。
強化ステンレスを手編みで処理
ステンレスは新日鉄のステンレス。
並々がついています。この網の並々をクリンプといいます。
クリンプありのステンレス1mmでつくった網です。
外側の直径4mmに手編みで巻きつけたものです。
こちらは1枚だけの在庫です。
本来お値段は8,000円ですが1枚だけなので6,800円にてお分けいたします。
直径23cmです。
2枚めはございません。
この1枚のみです。
些細な理由からこの1枚で販売終了です。
些細な理由は下に書いてみました。
なかなか興味深い体験でした。
火鉢向きな理由
手編みのステンレス網は火鉢向き。
火鉢では焼き肉は焼きません。
油の出ないものを焼きます。
もしくはアルミを下に敷いて焼くのも良いです。
在庫3個 (お取り寄せができます)
この網は平気ですが特注品を依頼しましたらお客様が手を切ってしまいました！
こちらの網は平気です。
先日、特注網を作っていただいたらお客様と、私が指を切りました。
針金が太かったからです。
こちらは1mmですし鳥居金網さんではよく作っている太さとサイズの網です。
だから怪我することありません。ご安心ください。
特注品の網でお客様が怪我をした話と職人さんの難しさ
ちょっと雑談です。
先述のとおり、特注網でお客様と私が指を切った話とその顛末です。
指を切った理由ですが、特注の網の針金の太さが2mmだったからです。
お客様にお送りすると指を切ったとのこと。
仕事が雑すぎるので素人が作ったのですか？
とのことでした。
一旦お戻しいただいて私も触ってみました。
すると親指が二箇所すぐに切れました。
特注網で手を切った理由
網の終端は針金をニッパーで切ってまるめてあります。
ニッパーでカットするので当然トンガリができます。このトンガリがそのまんまだったわけです。
職人さんに電話で話したのですが「今までこれでやってきいるから。」ということでした。
職人さんにありがちです。
いちど持ってきてくれとのことで持っていったのですがやはり同じでした。
大きな網を持っていったのですが、見てくれることもなく「うちはこれで今までやってきているから。」とのことでした。
仕方ないのでホームセンターでダイヤモンドヤスリというものを購入。
2時間位ですべての角を削りました。
お客様にお送りすると今度は大丈夫。でも怪我したからということで慰謝料を請求されました。当然といえば当然です。1万5千円を支払いました。
販売価格が3万円でしたので赤字でした。
逆の立場でしたら私は請求はしませんが値引きしてもらうと思います。 あ、これは同じことですね。笑
問題というかショックだったのは職人さんがまったく対応してくれなかったことです。
京都の老舗の職人さんで人気の金網屋さんです。
ただやはり売上第一になるとどうしても仕事が雑になるようです。
もちろん一般の商品には問題ありませんが特注品はもう怖くて頼めなくなりました。
中村金網の中村さんは怖かったけど、超無愛想だったけど仕事は神でした。
20年近く様々な職人さんとお付き合いしていますが、なかなか難しいところです。
腕の良い職人さんが引退し技が途切れ、売りに走るところは残るけど仕事はどうしても効率化重視になります。
本当にむずかしいところです。
まあそんなこともあったので、こちらの網はこれ1枚でおしまいです。
手は切れませんが無難な銅の網だけ販売してまいります。
なお、こちらの網は怪我しないと思います。
というか大丈夫です。
この文章書きながら、また網をぎゅーっとして触っていました。
切れませんし、痛いところもありません。
大丈夫です。
実際に指を切った私が触って来れなかったので平気です。
でも決してわざと切れるようなことしないで使ってください。
よろしくお願いいたします。
PL法は製造者責任ですから販売者の弊店ではない気がしますが、そんなことはともかくこちらの網は大丈夫でしたし、気をつけて使ってください。
番頭 三浦のぶ人
