三河の土を使った漆黒の七輪
最後の1つはケース付きで、火皿も2枚予備が付いて合計3枚あります。
木製の持ち運びケース
火皿の予備2つ
最強のステンレ網
おが炭+火おこし器
※ガスコンロ用の五徳だけは必要に応じてご注文ください。
火鉢本体がこれで最後の1つになります。

ケースだけ余ってしまいました。
弊店はもともと炭の屋という名前で炭と七輪を販売していました。
2002年〜2004年の頃になります。
その後、骨董の火鉢、火鉢道具、鉄瓶ときて鉄瓶の修理や買取事業へと移行して現在にいたります。
あの頃は七輪はどこにでもありました。
でも今や珪藻土の七輪が中々手に入らなくなってきたと聞きます。
それで慌てて三河の土でつくった漆黒の黒七輪を手に入れました。
七輪の中で唯一、陶器の良さを併せ持った七輪だからです。
日本の七輪は珪藻土という炭を燃やすには最適な土があります。
炭と同じ性質をもった粘土質の土で炭熱を放射熱として発します。
七輪はこの珪藻土でつくるのですが三河では現地の土をつかって陶器を作りその内側に珪藻土の七輪を入れて一体型としてつくります。
だから三河の七輪だけは外側が陶器なのです。
これが実に民芸調で良いのです。
実はその製作している工房は別会社に身売りしたそうです。
それからというもの製造に時間がかかるようになったそうで同業者は手に入らないとぼやき始めました。
これが今年に入ってからです。
それで今回緊急に自分の分を購入しつつ手に入るだけ(とはいっても4個だけですが)仕入れることができました。
重いですし(7kg)無骨です。
万人受けはしません。
でも落とさない限り一生使えますし、なにより黒なので汚れも目立たないしそもそも無骨すぎて縄文土器のようです。
そして七輪なので火鉢と違ってお肉もガンガンやくことができます。
白い珪藻土の七輪には無い漆黒の七輪。
まるで黒漆を塗った陶器のような漆黒の七輪を是非お迎えください。