なぜかネコの肉球みたいになっています。田中さんは感性の人なのです。職人さんとしては極めて珍しいことなんです。職人さんは「これを作ってください」は得意ですが、「好きなものを作ってください」は大の苦手。でも田中さんはやっちゃいます。
ついでにいうと、気分でちょっと変えてみたよ。ということがあります。「え?お客様のご注文品なのに!」なんてことも度々。そんな田中さん、今回ばかりは相当悩んだみたいでした。肉球がそれを物語っています。
ギザギザも見事ですが、実はここが一番大変だったみたいです。ごめんなさい。そしてありがとうございます。とりあえず現品限りの貴重品です。どうぞ末永くご愛顧いただければと思います。