総黒柿一枚板|手あぶり火鉢!
ご売約済でございます。有難うございました!
正真正銘の黒柿の一枚板の手あぶり火鉢。
サイズ:28cm x 28cm 高さ19cm
灰は3kg
作られたのは明治の後期。大正時代かもしれませんが、ホゾ組という組み方が明治時代に流行った組み方です。明治の初期ですと組み方がもう少し大きく、また底板が分厚くなります。
灰を入れる部分の炉。落としとも言われますが、その炉は作り直してあります。前の持ち主の方が作り直したものだと思います。それも間違いのないところ。銅板が新しいのと、板で四角の箱をつくりそこに銅板を貼ってあります。
もともと入っていた炉は1mmくらいの銅板で作られたものだったはずなので、結果的には丈夫にはなっています。
取っ手も黒柿。裏返すと底面が見えますが玉目です。ケヤキなのかもしれませんが同じニレ科のムクの木かもしれません。これは木材の専門家でも迷うところ。私はケヤキに思います。
厚底底上げ&頑強な黒柿なのでガンガンに炭を燃やしても平気
文字通りです。底上げの様子は画像で確認いただけると思いますがこちらです。

底面の木目は表にだしたいほどの玉目です。後から補強した可能性もあります。
この332弾「黒柿一枚板」の火鉢を使うには
必要なもの
灰 3kg
なら灰は3kgで3,000円くらいなのでお得。くぬぎ灰を入れて灰の細かさを楽しむのも有りです。くぬぎ灰は3kgで5,000円ちょっと
五徳
五徳は無くても火鉢は使えますが、あると便利で幸せ。ただ手頃な五徳は 鋳物の五徳 中サイズ のみ 価格は5,000円ちょっと。鋳物の五徳は製造中止なのでこれが最後の1つです。
火箸(ひばし)
シンプルな南部鉄器の火箸一号でもよいですが、アンティークの火箸をなにかこちらで探してきても良いかもしれません。
灰ならし
昭和のギンギラの灰ならしなんか面白いと思います。黒柿で黒ベースなので。でも黒ベースに合わせてのクロで南部鉄器の灰ならしでも良いです。
その他
ガスコンロに火おこし器を乗せて、其の火おこし器の中にくぬぎ炭かなら炭を入れて火をつけます。もしガスコンロに安全装置があって、またその安全装置をオフにできない仕様でしたら、ガスコンロ用の五徳 2400円が必要になります。
炭はくぬぎ炭でも、なら炭でもどちらでもよいです。オススメはくぬぎ炭ですが。基本セットにはクヌギ炭3kgにいたしました。
こんな感じでしょうか。
本体と基本セット
本体と、何も考えないで全て揃う基本セットをご用意しました。