火鉢道具の最高峰 虫喰五徳
在庫な無いのですが、出来上がり到着待ちでございます。
そのためご予約という形でお受けしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
江戸の息吹 残る五徳
山形鋳物は京鉄瓶の本体部分を造ってきた歴史があります。
理由は、江戸時代に山形は紅の大産地だったこと。
京都はその紅を最も必要とした都市だったこと。
当時、紅バブルがあったそうで金と同じ価格だったこともあったとか。
山形には多くの豪商が生まれ京都から人とモノと文化がものすごい勢いで入ってきたようです。
その流れで京鉄瓶が生まれました。
関西にも鋳物師はいましたが山形は京都よりも鋳物に適した土地柄だったこともあり南部鉄器と同じだけ鋳物で栄えていました。
有名な茶釜も山形鋳物。
そんな中で誕生したのがこちらの虫喰五徳。
長い歴史が続いて今があります。
在庫1になっておりますが手元にはございません。
ただまもなく出来上がってまいりますので1週間ほどお時間いただきます。
よろしくお願いいたします。
【菊地政光さんの虫喰五寸】について
手あぶり火鉢に最も最適な大きさの超貴重な虫喰五徳です。
2020年に伝統工芸士で茶道具の世界では有名だった菊地政光さんが引退。
ただこのまま無くなってしまうのはあまりに茶道の世界でも損失が大きいのでなんとか作り続けてくれる職人さんを山形で見つけまして今後も製作可能となりました。
鋳型は政光さんのものですし技も受け継いでいますので従来の虫喰五徳そのままになります。
虫喰いの様子がもっとも美しく出ている五徳ですので灰景色は最高になります。
今後も制作してくださる職人さんにはまだお会いしたこと無いですが感謝しかありません。
サイズ
直径約 : 15cm 高さ: 8.5cm