陶器モノが多い一年
火鉢屋のお店を始めた2004年。当時のパートナーが絶対譲らなかったこと。それが、「木製の火鉢のみ扱う」でした。確かに当時は木製の火鉢はいくらでも手に入った時代。今みたいに、骨董の火鉢そのものが貴重品になるとは思いませんでした。
だるま火鉢と、白い火鉢が目立った年でした。真っ白い火鉢は案外無くて、それだけ集めている人もいくら位。だるま火鉢は、恐らくですが、冬がとても寒い地域。北陸や京都などを中心に活躍していたようです。そのため絶対数も少ないです。
木製の火鉢も当たり年でした。関東火鉢は、過去例を見ないものすごいものが4台(1台はこれから登場、1台は登場したばかりです)も出てまいりました。
いよいよお屋敷で使われていたものが、世代交代や建て替えで出てきたなぁ、という印象でした。手あぶり火鉢は定番も比較的手に入って、楽しい年でした。