鍛冶屋の田中さんがつくった作品一覧

ぴょんぴょん舎は、盛岡にある冷麺のお店。

これが実は一番美味しいです。

私は盛岡へいって、地元の人が「こっちのほうが美味しい」というお店に片っ端から入ってみました。

でも、ぴょんぴょん舎が一番でした!!

東京には銀座と、スカイツリーにあります。

下の写真は、銀座のぴょんぴょん舎のもの。鍛冶屋の田中さんが、「おら東京さいけねーから、見てきてくれ」というので、行ってまいりました。

それ以後、おそらく最低でも50回は食べに行っています。お肉もひじょーーーーに美味しいです。あえて叙々苑並みと言いたいところですが、叙々苑へ行ったことがありません。笑

ということで、もしぴょんぴょん舎へ行かれることがあったら、この槌跡(つちあと)のある鉄のモノを探してみてください。鍛冶屋の田中さんの作品です。

五徳

五徳というものです。お茶道具ですが、昨年はじめて奈良県の懐石料理屋さんに10個納品しました。会席料理「白」(つくも)さんから送っていただいた写真も1枚だけ。

上から3段目の左に1つだけ異なる形状のものが写っていますが、薩摩五徳というものです。他はすべて同じで虫喰い五徳。 大きさは五寸(16cm)〜八寸(25cm)までございます。

真鍮流し

こちらは火箸と灰均しというものです。今回は特に用途はないと思いますが、真鍮を流してあるのはこの2つの道具です。ただし、鉄の板にも流せます。

溶かして吹き付けるので、均一にも同室にもならず、毎回出来栄えは異なります。蔡國強(さいこっきょう)という火薬で有名な現代アートの人がおりますが、その真鍮版と言えるかもしれません。

釜環(かまわ)

自分で撮影した画像がみつかりませんでした。かなり探したのですが、また見つかったらお送りします。とりあえずこのようなものです。 一般的には鉄を丸めますが、鍛冶屋の田中さんは中を空洞んして丸めます。

2000年手前くらいまえまでは、田中さん以外にも作れる方がいらっしゃいましたが、現在は田中さんのみです。 釜師(かまし)が作っていることになっていますが、釜師はお茶釜を作る職人なので、釜師は造らないと思われます。基本的に鍛冶屋が造ります。

この真ん中のものは、田中さんの作品です。両側のものと明らかに異なることがおわかりいただけるかと思います。一応両側のものも、それなりのものとして(作者は故人)取引されています。