火鉢屋あらため火鉢の道具店

「趣味は、火鉢」

2004年にお店を始めたときのテーマです。

杉並区の善福寺3丁目からスタート。
当時は3-16-18-105という場所で、曹洞宗のお寺、善福寺の斜め向かいにそのアパートの一室はありました。

その後、吉祥寺へ移ったり、西荻窪にも在所を構えていましたが現在は八王子。

同じく曹洞宗の蓮生寺というお寺の近く。偶然ですが。

火鉢といえば囲炉裏。

とならずに当時の同僚の強い意志により火鉢のみでスタートしました。

私は囲炉裏もやりたかったのです〜。

2011年

ご存知震災のあった年です。火鉢のお店もこの年から様変わりました。

福島で70年上焼くぬぎ炭を焼いていた50の窯が全滅しました。

原発の80km圏内だったのです。林野庁から伐採と炭焼の禁止を言い渡されました。これを気に、商いは急激に小さくなっていきます。

さらにこの年を境に職人さんがどんどん引退。2018年現在、職人さんも、商品も半分になってしまいました。そして今年とうとう、くぬぎ炭までピーク時の20%未満となりました。

2018年

2012年に八王子のニュータウンへ移動。
すっかり地方住みが板についてきました。

火鉢の仕事以上に、鉄瓶の修理が忙しくなってきました。また、結構人気だった中村さんの手編みのステンレスアミ。住友金属の最高純度のステンレスを本当に手編みで編んでいました。最後の職人さん、中村(弟)が引退したのが2017年。

弊店としても1万円の焼き網という大事な商品の消失のときでもありました。この穴は今も埋まっていません。

2019年〜

新しく「和の空間プロデュース」を始めます。と書いたのが2019年末。NYの高級レストランに鍛冶屋産のジザイカギを7本納品したのを始め、様々な場所で鍛冶やさんの作品がつかわれるようになりました。

そして2018年。あの乃村工藝社さんと一緒に取り組んだ仕事。コレを大きなきっかけとして、高級飲食店さんへの売り込みをかけようとしていたところへのCovid-19(通称コロナ)騒ぎです。2020年に決まっていたプロジェクトは結局途中で霧散してしまったようです。

With Covid-19 Era

コロナは、ウイルスの型の1つの呼び名。ネコ科と同じ意味ですね。ネコ科には、トラも猫もいます。ということで今現在大騒ぎしているのはCovid-19になります。

腸内環境。大豆、海藻類、醤油や味噌。これがポイントかも知れません。

Covid-19で茶道文化が消滅する?

くぬぎ炭は数年前から枯渇しかかっていました。ところがCovid-19で日本中のお茶の先生がお茶会を取りやめました。くぬぎ炭をイチバン消費するのは、火鉢ではなくて茶道文化です。その茶道文化が秋にどうなるか。秋〜冬にまでお茶会がとりやめになるようだと、正直未来は完全に不透明です。

2020年後半〜2021年のHIBACHIYA

当店は、皆さんのお役に立てる存在でいることが最大の目的です。火鉢と鉄瓶の修理しかありませんが。

なのに職人さんが引退するママに任せて、商品(火鉢や道具類)が減っていっていました。情けない話です。

今後が決まりましたら是非ご紹介させていただきます。みなさんの健康と平穏な生活を祈念しております。

番頭 三浦のぶひと

 

火鉢の道具店 3つの仕事

火鉢・日本の文化を更新していく

鋳物・鉄瓶の修理

アナログとデジタルの往復・デジタルメディアの伝道師

その仕事をデジタル化

日本に古くからある手仕事をデジタルメディアの世界へ。

これも私達の大事な仕事です。YouTubeを始めたい、国内・海外向けのECサイトを動かしたい。あなたの会社のWeb担当がほしい、などの希望を叶えます。

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