銀の炉の手炙り火鉢
銀の炉と根来塗(ねごろぬり)の火鉢
21年前に入手。貴重な手炙り火鉢。
2004年ですから21年前に入手した貴重な火鉢です。
ずっと保管していました。
その昔。荻窪の駅前にお茶道具専門の古美術商がいました。
銀ものを中心に揃えていた美術賞で、屋号を「ぎんや」と言いました。
荻窪に古くからいらっしゃる方、お茶の先生でしたらまだ「ぎんや」さんを覚えていらっしゃるのではないでしょうか。
この「ぎんや」が私の最初の師匠でした。
その師匠から買い取ったのがこの火鉢。
大事にとってありました。
2025年の春分を過ぎまして、記念にどなたかにお譲りいたします。
銀の炉
炉、つまり灰を入れるところ。
「落とし」とも呼ばれますが、その「落とし」が銀です。
ただし純銀で全て銀、と言うわけではありません。
銅の前面に銀のメッキを施したもの。
炉の金属がなかなかの厚みでしっかりしています。
これが全て純銀ですと350gくらいありますので炉だけで6万円もしてしまいます。
でもご安心。
あくまで銀メッキです。
純銀の場合、必ず底面に「純銀」の刻印を押すことになっています。
「純銀」の刻印はありません。
銀瓶も全てが純銀の銀瓶から、真鍮銀メッキの二種類があります。
いずれにしても炉が銀の火鉢は21年前に入手したこの火鉢のみです。
21年間、一度も見たことがありません。
正確には全く同じものに出会ったことがありましたが、ちょっとボロボロでした。
麻と和紙の重ね合わせに漆塗り(乾漆)
かなり特殊な作り方をしています。
内側の画像をご覧いただくとわかりますが、和紙の上に麻を貼り付け、その上から漆を塗ってあります。
乾漆(かんしつ)と言う技法が麻に漆を塗ります。仏像の製作に使われている技法です。
仏像は粘土ですが火鉢ですので木があり、和紙を貼ってあるように見えます。その上に麻を貼り付けて漆を重ねて塗る技法のようです。
麻を貼ってある火鉢は過去に一度だけ見たことがあります。
この珍しい技法(乾漆というと思うのですが)は銀の炉を取り外すと確認できますのでぜひ、その辺りも視覚的に確認してみてください。
根来塗(ねごろぬり)
表面の赤と黒の絶妙な塗りは根来塗というもの。
詳しくはページ下にてご紹介してございます。
さすがの「ぎんや師匠」が所有していたもの。
ご縁ございました方につきましては是非とも末長くお使いください。
サイズ:
直径27cm | 高さ:26cm
炉の直径:21.5cm
炉の深さ:16cm
手炙り火鉢は2つ1組で作られていました。
木製の火鉢の話です。
1つだけ作るということは絶対なくて、2つ1組で使う時は二人で向かい合い、一人一つ脇に置いて使います。
そのため火鉢の桐箱は2つ入るようになっています。
もしご希望の方がいらっしゃいましたら備考欄にお書き添えください。
桐箱ごと送らせていただきます。
価格帯: ¥28,000 – ¥31,000






