桐と屋久杉の火鉢

東京にある、お屋敷にあった火鉢です。
それを譲り受けました。
その第一弾です。

今回ご紹介する3種類は、同じ方が保管していた火鉢です。

桐と屋久杉の火鉢

下から、屋久杉、桐、黒いところは紫檀(したん)の火鉢。煎茶道のために作られたもの。屋久杉と桐の間にも紫檀が使われ、黒い境界線ができています。

サイズ:28cm x 28cm x 高さ20cm
高さが低めなのは、火鉢の上にのせた鉄瓶や茶釜から、柄杓でお湯を移し替えるときの移動が楽だからです。鉄瓶をのせたりするために作られたものなので、瓶掛(びんかけ)と呼ばれたりもします。灰は3kg もしくは4kg。 五徳は中、大。もしくは五寸〜六寸が似合います。

山形県庄内地方で作られた

前回の小ぶりな黒柿と同じ指物師が作りました。
サイズは24cm x 24cm x 19cm
ケヤキと黒柿でつくられています。ケヤキの杢目が美しく、また取っ手は掘られて作られたもの。
灰は2kg。五徳も小か中。五寸になります。

紫檀の火鉢

こちらも、屋久杉の火鉢と同じ方が所有していたもの。
サイズ:30cm x 30cm x 高さ22cm

このタイプの紫檀の火鉢は、以前はよく出てました。
程度はとても良いです。

虫喰の黒柿火鉢

相当珍しい、黒柿の火鉢
サイズ:28cm x 28cm x 高さ24cm

炉縁も黒柿。全体も黒柿。そしてこれは、超玄人好みの火鉢。岩手で山をたくさん持っている方のご先祖様がお使いだったそうです。ご本人もよくわからないそうです。

そしてこれは大変珍しい逸品。味なら珍味といったトコロ。黒柿をわざと虫に喰わせて、思い切り虫喰を作ります。その後、一気に虫がつかないように灯油系の油で洗浄します。そのため火鉢の木に鼻を近づけて匂いを嗅ぐと、石油系の匂いがします。ただし火鉢の周りが臭っているわけではありません。

とにかく究極の虫喰を創る技の極まったもの。
とお考えください。 価格は非常にむずかしいのですが、最安値で24,000円ほどになります。