最高の白湯|たたら製鉄と砂鉄の阿古陀(あこだ)鉄瓶 小瓶

たたら製鉄|和銑(わずく)の砂鉄

阿古陀の鉄瓶 小瓶

2026年現在、1つだけ作成可能な状態です。

 

和銑(わずく)とは

  • 和銑は、日本古来のたたら製鉄で「砂鉄+木炭」から作られる銑鉄です。​
  • 和銑は不純物が少なく比較的高純度で、錆びにくく、長期間の使用に耐える性質があり、茶釜や鉄瓶など高級な工芸品に好まれます。

 

洋銑(ようずく)とは

  • 洋銑は、近代の高炉などで「鉄鉱石+石炭(コークスなど)」から大量生産される銑鉄です。
  • 洋銑は大量生産向きで加工性に優れ、安価に供給できる一方、和銑に比べると錆が出やすいとされます。

現在は鉄は100% オーストラリアからの輸入で、大きな電気高炉で溶かします。この溶けた鉄を購入してきて鉄瓶を作ります。これを「もらい湯」といいます。


 

たたらで制作中。ご注文からお届けまで。

数年前に1つだけ制作。数が作れない1番の問題は「鉉(つる)」 つまり取っ手です。

一般の鉉とちがって、鍛冶屋さんがトンカンうって中を空洞に。その上でもっこという形にします。

鍛冶屋さんが1人しかいなくて作れないのが最大のボトルネック。

60〜70年前の鍛冶屋さんの鉉をつかって作ります。

仕方ないので貴重な「鉉」を使って作ります。

昭和30〜40年ころの鍛冶屋さんがつくった「鉉」を使用します。

 

この当時の鉉は「たたら製鉄」で作られています。その意味では貴重品ではあります。

いつ出来上がるの?

2026年 1月〜3月の間にお渡しできる予定です。伸びても4月。先にご注文いただきまして出来上がり次第お送りいたします。また将来的に何かあった場合も無償メンテナンスいたします。(ただしIHヒーターの使用で割れた場合は修理自体が不可)

砂鉄の原料から集め、たたら製鉄で溶かし、和銑(わずく)で作っていますので、鉄分補給にこれ以上ないほど最適という嬉しさも付いてまいります。

たたらのもっこ鉉

「もっこ鉉」という鉉の中で最も難しいものが付きます。これはぼけの花びらを模した鉉です。

 

特徴大黒天様のもっている袋ににたアコダ型の鉄瓶

阿古陀鉄瓶(砂鉄)の特徴5つ

  1. サビない
  2. メンテナンスが楽
  3. 最も美味しい白湯
  4. 修理保証
  5. 将来的な価値

(詳細はページ下部にて解説しております)

この鉄瓶の解説

原材料の採取からスタート。古来の製鉄であるたたら製鉄で砂鉄を精製。
日本の伝統工芸士 第一号「秀仙」の弟子である綱取が阿古陀の砂鉄 鉄瓶を復刻。

阿古陀は秀仙が得意とした型。
獅子のツマミの型も秀仙が当時作ったものを使用しています。

砂鉄はほとんど錆びない不思議な鉄。
明治までは茶道の茶釜は砂鉄で作られていました。

理由は湯が最も美味しくなるから。

現在の鉄は100%輸入であり精製も機械式で溶鉱炉の鉄を使用していることが殆ど。

盛岡でも4〜5件しかないルツボ溶解という古来の手法で混ざりなく粘りある砂鉄でつくった鉄瓶です。

阿古陀について

阿古陀(アコダ)とはカボチャのこと。
阿古陀瓜に似たものを阿古陀と表現しています。

室町の香炉にすでに見られた形。

阿古陀の濃茶入れ

その後江戸時代には香炉、茶道具の茶入れなどに多い形状で大名への献上品は多くが阿古陀でした。

阿古陀の形状は鉄で作るには手間がかかりすぎるために避けられてきたようです。

伝統工芸士第一号 秀仙が阿古陀の鉄瓶を得意としていましたが、それ以前の古くには作者不明の名作も現存しています。

その秀仙と、秀仙の息子の秀峰の弟子であった綱取が令和に入って復刻。

秀仙から譲り受けた工房で、当時つくられた型で阿古陀の鉄瓶を造りました。

小瓶はこちらが第一号です。

 

作者:鋳掛屋 綱取

鋳掛屋(いかけや)とは江戸〜明治期にいた鉄器の修理屋さんのこと。
鉄器の修理は鉄瓶の製作以上の技を必要としました。

職人さんの綱取さんって誰?

綱取さんは伝統工芸士です。

師匠はあの(と言われてもわかりませんが)秀仙です。

秀仙は日本で第一号の「南部鉄器 鉄瓶の伝統工芸士」

天皇陛下から勲章までいただくほどでした。

その秀仙に直々に技を受け継いだ唯一の職人。

それが綱取です。

綱取さんまでの系譜はこちらのページにございます。

職人さんの綱取さんって誰?

綱取さんは伝統工芸士です。

師匠はあの(と言われてもわかりませんが)秀仙です。

秀仙は日本で第一号の「南部鉄器 鉄瓶の伝統工芸士」

天皇陛下から勲章までいただくほどでした。

その秀仙に直々に技を受け継いだ唯一の職人。

それが綱取です。

綱取さんまでの系譜はこちらのページにございます。

刀の砂鉄&たたら製鉄の阿古陀|南部鉄瓶

 

阿古陀の鉄瓶を綱取さんが作れた理由

茶道具では大名への献上品として抹茶入れ、香炉に阿古陀が多く見られます。

でも鉄瓶では歴史的に見ても殆んどありません。

「秀仙」はその珍しい阿古陀を得意としていました。

阿古陀は作るのが恐らく最も難しいです。

秀仙の直系の弟子である綱取が、

師匠が当時つくった鋳型をつかって砂鉄で復刻しました。

 

砂鉄ってなに?

簡単に言うと刀と同じ材料です。

鉄でつくった刀は切れません。

刀は砂鉄でなければならなかったのです。

その刀と同じ砂鉄で作りました。

 

砂鉄はどこで取れるの?

砂鉄はどこでも掘っていません。

そもそも日本は鉄も100%輸入です。

綱取が岩手のどこかの山で探しに探して見つけてきました。

私にも内緒の場所に石としてころがっているようです。

川底にも混ざっていると言っていました。

磁石にくっつく珍しい石。

磁鉄石という石です。(磁鉄鉱とも)

 

獅子のツマミは鉄瓶の世界で秀仙だけ

獅子のツマミも師匠「秀仙」の特徴でした。

師匠が使用していた鋳型で弟子であった綱取が復刻しました。

もちろんツマミの獅子も砂鉄です。

 

数十年前に作られた鉉(取っ手)

鉉とは取っ手のこと。

形はもっこと呼ばれるボケの華を模したもの。

もっこ鉉と呼ばれます。

鍛冶屋さんが作ります。

鉄をトンカン叩いて丸めます。

取っ手の中は空洞です。

だからお湯が沸騰しても素手で持つことができます。

中が空洞のもっこ鉉は

秀仙の時代の鍛冶屋さんが当時つくったもの。

なんと数十年前の鉉が使われています。

鉉だけは鉄です。

 

10年たっても修理無料

職人さんが生きているかぎりは修理費無料になります。

ただ痛むと悲しいのでガスの火を使う場合は小で。

もしくはガスコンロ五徳の上に載せてお使いください。

 

一番いいのは炭か、電熱コンロです。

卓上のIHヒーターならば小なら平気。
中でもまあまあ平気と聞いては居ます。

ただ強力なIHヒーターは絶対に使えません。このIHで水漏れが起きた場合は修理自体が不可能になってしまいます。

その点だけ気をつけていただければ将来の経年による水漏れにも対応いたします。

 

 

その他阿古陀について詳しくはこちらを御覧ください

阿古陀鉄瓶についてもっと詳しく解説したページ

動画もありますので是非ごらんください。

 

「秀仙」と「綱取」の関係と、同型の秀仙の当時の鉄瓶をご購入いただいたお客様のレビューをご確認いただけます。

ご注文からお届けまで

※最後の1つの出来上がりは2024年の6月〜7月になります。何卒よろしくお願い申し上げます。 またご決済の方はクレジットカードか銀行へのお振込にてお願い致します。他何かご不明な点がございましたらお気軽にお尋ねください。

080-3154-6642
番頭 三浦

 

原材料:磁鉄鉱

採取場所:岩手県〜秋田県〜青森県まで含む山中のナゾの場所

製造年:2022年

製造番号:2022akodas03

職人:鋳掛屋 綱取

販売元:火鉢の道具店

修理保証:3年無償 有償後も市価の50%

修理条件:IHヒーター不使用。空焚きなし。の2点のみ。

サイズ:

容量:0.8L

 

¥248,000

在庫切れ