掛け軸 第三弾 月舟宗胡 江戸時代が始まった頃に生まれた月舟(げっしゅう)和尚の肉筆

月舟宗胡の掛け軸

掛け軸を書いた人

月舟宗胡

げっしゅうそうこ

1618年〜1696年

月舟さんってどんな人?

徳川家康が他界した2年後に生まれた江戸時代初期の人。
曹洞宗の僧侶ですがただの僧侶ではなく、曹洞宗の歴史においてはトップクラスに
重要な方だったようです。

思想家に近い印象を受けました。

月舟和尚の著書はわずかですが今も残っており1つは京都大学の蔵書として存在するようです。月舟和尚について私も調べてみましたがちょっと難しくてよくわかりませんでした。

この掛軸はその月舟和尚の肉筆で「南無観世音菩薩」と書かれています。

火鉢ですと江戸初期のものは殆んど手にすることは出来ません。
ですからその古さと、にしてはきれいな状態ことに少なからず驚きを感じます。

こちらが和尚の掛け軸です

月舟宗胡の掛け軸 箱と説明書き
月舟宗胡の掛け軸
月舟宗胡の掛け軸の箱
月舟宗胡の掛け軸

掛け軸については骨董仲間が専門にしています。

美術館よりも見応えあるといわれる京橋の骨董商100数十店。その中でトップに位置するのが掛け軸専門の某ショップ。そこで修行したメル氏にその正誤を判定してもらっています。

火鉢に偽物は存在しませんが掛け軸には無数にあるようです。偽物を贋作(がんさく)と言いますが贋作と真作の見分け方を見ているだけでも面白いです。

真作と贋作の見分け方を観察していて番頭のわたしがなんとなくわかったことなども次回に書いてみたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

 

番頭 三浦

掛け軸と茶道具の買取

掛け軸とのご縁から茶道具と掛け軸の買取も始めました。特に掛け軸につきましてはメル氏が完全に対応いたしますのでご安心ください。お問い合わせお待ちしております。