たたら製鉄|和銑(わずく)の砂鉄 阿古陀鉄瓶 秀峰作

阿古陀 砂鉄鉄瓶 秀峰作

たたら製鉄を復活させている職人「綱取」

日本で最初の南部鉄器 伝統工芸士の「秀仙」から工房と名前を襲名。

今後は正式に「秀峰」を名乗ってまいります。

 

今後の制作について(2025年12月現在)

2026年の4月以降に年度の予定がきまります。

1年に2つ〜3つまでしか制作ができないため、どの鉄瓶になるかはまだわかりませんが新年度の4月以降、わかり次第ご案内させていただきます

 

「たたら製鉄の砂鉄 阿古陀鉄瓶の説明」

「たたら製鉄の砂鉄鉄瓶」

1つだけ制作する阿古陀 鉄瓶。

鉄瓶の鉉(取っ手)は、50年前の鍛冶屋さんがつくった鉉を特別にお付けいたします。

 

昭和40年までは青森や岩手に鉄鉱山がございました。

砂鉄の鉱山もありました。

こちらは昭和41年に閉山。

 

当時の鉄瓶工房はどこも大量に買い溜めておりました。

とはいってももともと量が取れるものでは無かったようで、100~300kg程度が限界だったそうです。

それが概ね2000年代でどこもほとんどを使いました。

 

砂鉄鉄瓶に含まれる砂鉄の割合

砂鉄鉄瓶に含まれる砂鉄の割合を暗黙の了解で引き下げられまして、10~20%でも砂鉄が入っていれば砂鉄を名乗れるようにしました。

ただそれでも砂鉄は足りず今に至ります。

そんな中、ほんの2〜3名の職人が当時のたたら製鉄を復活しようと動き出しました。

そして2010年代の後半になり様々な条件が整い今に至ります。

 

その中には綱取だけが見つけた砂鉄の原料となる

磁鉄鉱

のある川をどこぞの山で見つけたそうです。

それこそ20年探し続けたと言っていました。

 

それまでは浜辺で磁石で根気よく集まる。

古い茶釜を溶かす。

の2種類の方法しかありませんでした。

戦前までにつくられた茶釜はどれも砂鉄なので、穴の空いた茶釜などは大変貴重でした。

 

秀仙から受け継いだ技と工房

今回このたたらで作る綱取り職人。

16歳頃には秀仙はかなりの高齢だったそうです。

ですがめったにとらなかった弟子ということもあり、その秀仙の工房を譲り受けました。

秀仙の息子 秀峰から主に技を伝承されました。

ただ秀峰はお父さんの秀仙にまけずの腕だったそうですが、遊んでしまってあまり造らなかったようです。

綱取は職人としての性質も秀仙から受け継いだようで、とにかく伝統を守り本物だけを造ります。

 

とまあこういった流れがあるため、秀仙の時代の鍛冶屋、

つまり前の鍛冶屋、田中二三男さんの師匠がつくった鉉が手に入るわけです。

今回はその1つをお付けしてお渡しいたします。

ぜひ家宝、寺宝などにしていただけますと嬉しく思います。

 

阿古陀とは?

阿古陀 = かぼちゃの意味

茶入れや香炉によく見られる形です。

主に大名が使うものとして造られていました。

なぜか阿古陀の鉄瓶を作る鉄瓶職人は他にいませんでした。

江戸時代に かぼちゃの鉄瓶をつくった職人はいましたが、職人名は残っていません。

盛岡の鉄瓶美術館にあるのみです

このかぼちゃも綱取が2年前に1つだけ復刻しました。

 

阿古陀は秀仙のつくった鋳型を使っています。

そしてふたのつまみは獅子です。

これも秀仙のみ使っていたモチーフになります。

 

こちらが阿古陀の茶入れです。

阿古陀の濃茶入れ

職人さんの綱取さんって誰?

綱取さんは伝統工芸士です。

秀仙は日本で第一号の「南部鉄器 鉄瓶の伝統工芸士」。綱取りはその3代目になります。

師匠の師匠の秀仙は天皇陛下から勲章まで拝領するほどでした。

その秀仙に直々に技を受け継いだ、現役の職人としてはただ1人。

それが綱取です。

綱取さんまでの系譜はこちらのページにございます。

刀の砂鉄&たたら製鉄の阿古陀|南部鉄瓶

 

阿古陀の鉄瓶を綱取さんが作れた理由

「秀仙」は珍しい阿古陀を得意としていました。

そして記録残る限り、阿古陀の鉄瓶を造っていたのは秀仙だけになります。

阿古陀は作るのが困難なこともありながら、当時のなにか理由があったのだと思います。

秀仙は名物茶釜を模した鉄瓶も作っていたことから、諸君として一線を画すものがあったのかもしれません。

そんな秀仙の直系の弟子である綱取が、師匠が当時つくった鋳型をつかって砂鉄で復刻しました。

 

 

数十年前に作られた鉉(取っ手)

鉉とは取っ手のこと。

形はもっこと呼ばれるボケの華を模したもの。

もっこ鉉と呼ばれます。

鍛冶屋さんがトンカン叩いて造りますが、これが刀鍛冶にも難しく過去に先代が挑戦して諦めたと直接伺っています。

 

鉄をトンカン叩いて丸めます。

取っ手の中は空洞です。

故にお湯が沸騰しても素手で持つことができます。

 

そして一部を凹ませてアクセントをつけます。

これがもっこです。

秀仙の時代の鍛冶屋さんが当時つくったもので、たたらで作られた鉄を使って作られた鉉です。

 

10年たっても修理無料

職人さんが生きているかぎりは修理費用はご不要です。

 

それでも以下の熱源のご利用はお控えください。

鉄瓶全般に言えることですが、

1.IHヒーター

現在の鉄瓶はシリコンを混ぜて柔らかくしています。なのでIHはOKです。

当時の鉄は硬いのでIHはアウトです。

ただ卓上のIHなら小で使えば問題ないと聞いています。

 

2.ガスコンロ

ガスコンロ、つかっても大丈夫なのですが弱火でお願いします。

ガスの🔥には水分が含まれていること。

そのガスの火を毎回大でつかっていると鉄瓶のそこめんの表面が錆びて剥がれてきます。

これは実体験です。

ただし私は、毎日かかさず1日2〜3回ガンガンにガスコンロにかけていました。

 

そこまでの頻度でなければ問題はあまりないと思います。

 

一番いいのは炭か、炭と電熱コンロ。

この電熱コンロは3〜4千円で購入可能です。

 

ダメと言いながら、卓上のIHも小ならOKです。

 

 

その他阿古陀について詳しくはこちらを御覧ください

阿古陀鉄瓶についてもっと詳しく解説したページ

動画もありますので是非ごらんください。

 

 

ご注文からお届けまで

※5年ぶりにつくられるたった1つですが、お届けは10月を予定しております。

決済の方はクレジットカードか銀行へのお振込にてお願い致します。

他何かご不明な点がございましたらお気軽にお尋ねください。

080-3154-6642
番頭 三浦

 

¥389,000

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