暖房器具と火鉢の比較

こんにちは。

前々からよく頂くご質問の1つに、火鉢の暖房器具としてのご質問があります。

たとえば

「火鉢だけで冬を過ごせますか?」

「火鉢は暖かいですか?」

「火鉢はエアコンの代わりになりますか?」

といったものです。

今年も早速同様のご質問をいただきました。

毎回メールでお答えしていました。

炭の説明ページに書いたこともありますが、炭のページをじっくり読まないと、見つかりません。

まさに昨日、同様のご質問「火鉢だけで冬を過ごせますか?」をいただきましたので、さっそくブログに書きまして、火鉢の教科書からもご覧いただけるようにしようと思います。

 

お客様からいただいた火鉢のギモン

「火鉢だけで暖を取れますか?」

 

出来る限り石油や電気ガスを使わないで暖を取る方法を探しています。
ネットを見ていると、火鉢では部屋を暖めることは出来ない書いてる人もいれば、大きいのを2つ使って鍋をかけておけば十分温かいと書いている人もいます。

寒さの感じ方は地域と人それぞれの感じ方もあるとは思うのですが、火鉢だけで暖を取っている方はいらっしゃますか?

 

 

炭の遠赤外線は空気ではなく、血液を温める!

火鉢の炭は、遠赤外線を放出します。

主に固体の物質をあたためます。

空気も温めているのかもしれませんが、空気は個体のような密度がまったくないため蓄熱と、熱伝導しません。

なので、遠赤外線で空気を温めることはほぼできません。

 

でも火鉢で炭が燃えていると、お部屋は少しだけ暖かくなります。

なんというか、一人ぼっちの部屋よりも、10人すし詰めの部屋のほうが温かいのと同じ感じです。

 

この意味では、空気が暖かくなったと言えると思いますし、
実際に空気は暖かくなるでしょう。
2〜3度も上がるのでしょうか。

測ったことはないですが。

 

暖房器具のゴールは設定温度。ダイレクトに肉体を温めているわけではない。

暖房器具は、室温10度のお部屋を設定すれば30度にもできます。

火鉢なら良いところ、2〜3度室温が高くなる程度です。
お部屋は確かに暖かくなりますが、やはり空気があたたかくなるというよりも炭の放出している遠赤外線の熱が少し届いているからです。

空気を温める暖房器具は、空気の温度を30度にすることはできますが、体を温めているわけではありません。

 

 

火鉢の中の炭は、遠赤外線で物質の温度を上げる。

炭の熱の特徴として、物質を温めます。
火鉢の中で燃える炭の遠赤外線が、人体の血液をあたためて、そのあったまった血液が身体中を流れてそれで全身が暖かくなります。

これは暖房器具には出来ない芸当です。

炭は酸素が十分であればどんどん燃えますから、新鮮な空気(冬なら冷たい空気)が入れば入るほど勢いよく燃えて、体もポカポカになります。

私が好きなのは、雪の降る日。
窓を全開にしますと、冷たい空気が部屋に入ってまいりますが、火鉢の前の体はポカポカです。

厚着は必要ですが、一旦あたたまると半袖でも結構いけます。まあ雪の日に窓全開で半袖でいる必要はないわけですから余計なことはしないほうが良いですが、其のくらい暖かくなるという意味です。

外の景色を、空気を感じながら、全く寒くないというのはどんな暖房器具にもできない(正確にはそれが可能な特殊な暖房機ががありますが)ことだと思います。

 

火鉢だけで冬をこす猛者は意外と存在する!

次に、火鉢だけで暖を取っている方がいらっしゃいますか?というご質問ですが、全く珍しくございません。
お客様の中にも、火鉢だけで冬をこす方が何人もいらっしゃいます。

中には京都の嵐山にお住まいだった女性のお客様。

京都の冬が寒いのは有名ですが、嵐山は更に寒いそうです。
木造の古民家で、女性お一人で一冬こされました。
確かに相当寒かったようですが。。。

でも火鉢の周りだけは快適に過ごせたとおっしゃっておりました。

他にも、各部屋に火鉢を置かれている方や、
大きな火鉢1つで暖を取っている方もいらっしゃいます。

木造家屋のお風呂場の脱衣所。

たしかに寒そうですが、脱衣所専用の火鉢を置いて冬を過ごされる方も。

あんがいできるものです。

 

 

と、そんな感じになっております。

ご無理は無用ですが、火鉢は意外と温かいということ。

ただし暖房器具のように室温を体温以上にあげる道具ではない。

ことなどを踏まえて、是非楽しい火鉢ライフ、お過ごしください。

 

冬の風物詩としては最高のアイテムです!

 

本日もお読みいただき、有難うございました。

 

 

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