修理の終わった大きな鉄瓶

鉄瓶の修理が終わりました

こんにちは。

ご無沙汰しておりました。

番頭の三浦でございます。

 

毎月平均して5つほどの鉄瓶をお預かりしております。

先月の末、大きな鉄瓶の修理が終わりました。

現在作られている鉄瓶はすべて2リットル以下。

岩鋳のゆず肌鉄瓶が2.6リットルと大きかったのですが、約5年前に廃盤になってから、どこの工房でも2L以上、とくに2.5L以上の鉄瓶は造っておりません。

 

手間がかかる。

大家族で鉄瓶でお湯を沸かす。

という家庭環境が現代社会に皆無になってきた。

 

などがその理由です。

そんな中、戦前の鉄瓶には4リットルというのが普通にございました。

 

今も作ろうと思えば作れますが、型からこしらえないとなりません。

 

先日修理が終わって上がってきた鉄瓶がその4リットル鉄瓶でした。

詳しくはまた後日ご紹介させていただきます。

 

実はきれいになって完璧になった鉄瓶。

お客様があまりに立派故に、どなたかにお譲りしたいとのこと。

そのため弊店で、こちらをご紹介させていただくこととなりました。

 

まずは本日、その貴重な4リットル鉄瓶の写真を2枚ほど。

 

修理の終わった2つの鉄瓶 修理の終わった2つの鉄瓶

 

左の小さな鉄瓶も今回修理がおわったものです。

こちらは山形で作られた本体に、京都でつくられた銅蓋がのっています。

 

こちらも後々ご紹介させていただきます。

 

小さい鉄瓶が実は、今の主流の大きさです。

 

大きな4リットル鉄瓶は、羽窯(はがま)とも言う、かまど用の作りになっています。

 

と、本日はここまでになります。

ご覧頂き有難うございました。

 

是非私が使ってみたい。

と思われる方は、是非お問合せください。

 

お待ちしております。