お客様の火鉢 Vol.4

ケヤキの手焙火鉢

ケヤキの手焙火鉢 ケヤキの手焙火鉢

こんにちは。寒さの厳しい折から、お変わり無くお過ごしでしょうか?
元々、 狭い賃貸マンションであっても ちゃんと炭を使って茶の湯を楽しみたいと、
以前から置炉を探していました。

現在、茶道具専門店で扱っている置炉は、 お茶室の炉とほぼ同じサイズで
我が家で個人的に使うには少しばかり大きく、 さらにお稽古時の利便性を最優先してか
電熱器仕様がほとんどで、灰や炭を入れて使用出来るものが中々見つかりませんでした。

そんな時、火鉢屋さんのサイトに出会い、こちらの火鉢に辿り着きました。

大正末期~昭和初期に作られたというこちらの火鉢は我が家に到着した当初から違和感なく馴染み、
小型ゆえの小回りのよさでこの写真のように洋室に置いたり和室に移動したりして大活躍しております。
(二枚目の写真の羽根や火箸はお茶専門のものです。)

さらに、「くぬぎ灰」は育て甲斐のある大変上質なもの、お茶の先生が使うものと同じでびっくりいたしました。

そして「くぬぎ炭(一級)」は、個人的にお稽古したり、お茶を頂く為に大切に使っていますが、
火付きが早く、灰残りも美しく、 さらには経済的!で大満足です。

今は、普段使いの鉄瓶がかかっていますが、近いうちに小さめの釜を掛けようかなと思っています。

長くなりましたがまた、これからもお世話になります。
寒さもまだまだ続きますので お身体にはくれぐれもお気をつけて、
これからもよいお道具を紹介してくださいね。

ありがとうございました。

 

 

当時のコメント(2004〜5年頃)

HIBACHIYA
こちらの欅の一枚板の火鉢はしっかりとした造りと大変程度の良いもので、今期これ以上の
綺麗な手あぶりはいまだ出て来ておりません。手あぶりの中では、若干大きめですので、
お茶のお稽古にご使用されるにも宜しいかと思います。
上部の黒柿とえんじがかった欅の色合い、木目、すべてにおいて非常に出来の良い火鉢です。
どうぞ末永く可愛がって頂ければ幸いです。

 

現在

たしかこの手あぶり火鉢は、庄内のものだったような記憶が。
今はめったに1枚板の手あぶり火鉢は出てきません。
年に3〜4台くらいでしょうか。

鳥の羽が見えますが、これは羽箒(はぼうき)と呼ばれるものです。
あまり詳しくないのでわかりませんが、見る人が見れば、鳥の種類がわかります。
ちなみに現在、羽箒を作れる人は日本にたった一人しかおりません。しかも弟子がいるわけでもなく。どうなってしまうのでしょう。他人事みたいですが。

羽箒は、五徳の上にのった灰を払う道具でもありますし、お清めの道具でもあります。
灰が鉄に付着していると錆びやすいですし、心情的にきれいにしたくなりますし。

ちなみに最も高価な羽箒は白鳥と、あと何かもう一種類ありましたが忘れてしまいました。

白鳥はワシントン条約で取扱禁止ですので、今ある1つが最後。
価格は150万円

しかも白鳥の羽箒はとても大きいのですが、お茶室の床畳をはく箒(ほうき)として使います。150万円の箒かあと、いつも思っています。

とにかくお客様には感謝でございます。
お写真と素敵な感想、今もありがたく思っております。

ありがとうございました。

 

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