こんにちは。
火鉢の道具店の番頭、三浦でございます。
先月、長火鉢の修理をしておりました。
明治後期〜大正時代に作られたであろう長火鉢には、同じ時代につくられた銅壺(どうこ)が入っていました。
鉄製の珍しい銅壺(どうこ)の修理は鉄瓶の修理と同じ
銅壺(どうこ)とは、銅できています。
中に水を入れて、炭を燃やしてお湯にします。
壺部分に熱燗を入れてお酒を熱燗に出来ます。
今回お預かりした銅壺は銅ではなく鉄で出来ています。
フタは銅フタです。
実は大変珍しいもので、岩鉄(がんてつ)の鋳物でつくられた銅壺はかなり珍しいです。
盛岡など南部鉄器の地域でのみ見られる銅壺のようです。
こちらも現在修理中です。
出来上がりが楽しみです。