五徳をお選びください

茶道具士 菊池政光さんの五徳
鋳物の五徳

About us Blog Now

五徳 えらびかた

火鉢用の五徳

火鉢用には風炉用の五徳を使います。サイズは、五寸、六寸、七寸 の三種類。
大きな五徳の方が、真ん中に炭を沢山置け、また、炭の火の扱いが楽になります。
なので一般的には、お持ちの火鉢に入れられるなるべく大きなものを選ぶのが一番
扱いやすいことになります。

お客様の声
薩摩五徳は、本日初めて顎まで露出させてみました。この堂々たる威容。その設計と存在の滅却を見事にかわし、時代に繋いだ弟子たちの先師利休への誓い。
虫喰五徳に込められた儚さは、友人がイジリ散らかして帰っていった後の炭景色に今染みるように響いています。

Browse products

 

五徳のあれこれ

五つの徳目。儒教の、温・良・恭・倹・譲。
というのは後から意味づけしたもの。
本当は、かまどにのせるモノ という意味。

五徳

五徳ってなに?

五徳は昔、爪が下を向いて置かれていました。平安時代の頃は今とは逆さに置いていたそうです。
つまり丸い輪が上になる置き方です。今の五徳が使われだしたのは室町時代ではないかと言われています。火鉢じたい、中国からきたものなので(全て唐金といって金属でしたが)、五徳の発想も中国が元だと思われます。その後、火鉢より先に普及の進んだ囲炉裏で、五徳のようなものが使われていました。

※ちなみにこの頃の囲炉裏は、灰ではなく土をしいていました。燃やすものも炭ではなく、木です。

五徳が今の形になったのは、安土桃山時代 になってからです。かの千利休さんが「わび茶」の世界を確立し、そのときに今ある五徳、火箸、茶釜(鉄瓶の元となるスタイル)など、現在ある火鉢の道具のスタイルを確立しました。

五徳の下の輪が切れているものは『風炉用五徳』、切れていないものは『炉用五徳』です。

風炉とは、茶道を行うときに使用する茶釜を沸かす火鉢のようなものを風炉釜と言います。その名前を取って、風炉用と言っています。 この風炉釜を使うのは5月~10月。風炉の季節です。

 

その風炉用の五徳の特徴は、輪の部分に欠けた部分があることです。風炉用五徳は夏場に使用します。風炉釜は、火鉢のような大きさですが、炭を扱いやすくするために手前の部分がえぐれて居ます。このほうが炭を取り扱いやすいのですが、一方で炭の熱が自分の方にきます。
その炭の火が熱いので、その熱さを防ぐため、炉の中の灰に「前土器(まえかわらけ)」という焼き物の半円のお皿を挿します。すると炭火の熱が立てて挿したお皿のおかげで手前にやってきません。
その「前土器」を挿す時、お皿が五徳の輪にあたってしまいますから、その部分だけ、輪は切れています。お皿をさすための部分がこの欠けた部分ということです。

茶室に最初から掘ってあるものをといいます。炉は家庭にあった囲炉裏に偲びの風情を思い、千利休がいまの形にしたといいます。

その風炉ですが良く見ると火鉢と同じです。そこで風炉用の五徳は大きさからしても、手あぶり火鉢に丁度よい大きさといえます。手あぶり火鉢をお持ちの方は、輪が切れてる五徳、『風炉用の五徳』をお選びください。もちろん『風炉用の五徳』の大きなものは、囲炉裏でもお使いになれます。輪が切れていると安定性に欠けるとお思いでしょうが、五徳を左右に回しながら灰にグッと据えると落ち着きます。

輪が丸い五徳は『炉用の五徳』で、完全に囲炉裏か、大型の火鉢用です。江戸長火鉢や、関西火鉢、更には囲炉裏をお持ちの方は迷わず輪の丸い『炉用五徳』をお選びください。とてもバランスのよい、気持ちのよい景色が出来上がります。

お客様の声

Follow @HIBACHIYA on Instagram