・関西火鉢第一弾 (京都府 S様)
こんにちは。以前に関西火鉢第一弾を購入させて頂いた者です。
昨年末に古い借家に引越しましたので、
その長火鉢の写真を撮ってみました。
京町家再生研究所さんに掲載されているお客様のご様子
当家では、これで湯を沸かしたり、燗をつけたり、また机としても使っています。
暖をとるには海鼠火鉢を、 鍋をする時にはかんてきを使用しております。
電気やガスや石油だけに頼った生活は、自分の生存する 術を他者(他社)に完全に譲り渡した暮らしであって、
生命力が極めて脆い危険な状態であると思います。 炭のある生活を過ごすことで、そう気付きました。
省エネ的生活道具として炭や火鉢が復権されることを、 私は切望しております。
溝口健二監督作品「祇園の姉妹」や「祇園囃子」そして吉村公三郎監督作品「偽れる盛装」など の映画では、
関西火鉢のある暮らしを大いに楽しむことが出来ます。DVD化されておりますので、是非とも ご覧頂きたいと思います。
おまけとして炭俵の写真もお送り致します。頂き物ですが、京都美山町農業協同組合製で昭和30年代 の代物です。
勿体無くて使うことが出来ず、置物となっております。
当時のコメント
HIBACHIYA
関西火鉢第一弾をお買い上げいただきありがとうございました。
テーブル部分(袖)の厚みとどっしりとした作りはそれは見事で、その後同じような関西火鉢には出会えておりません。
手元においておきたかった上物火鉢のひとつです。
その火鉢が町家での暮らしに似合い、日々の生活の中に溶け込んでいる様子に嬉しく思いました。
昨今、ガス・電気といったエネルギーに頼る生活を見直す方が増え、
当店でも暖房器具の目的でお求めになる方が年々増えています。
(火鉢屋をはじめた当初は週末に非日常を体験する道具としてお選びいただく方が多かったです)
どのような位置づけであっても皆様の暮らしを豊かにする道具として、愉しんでいただけることを願っています。
現在のコメント
京都は本物しかない街ですね。そして京都弁こそが標準語だとほしかにおもっている店主ミウラノブヒトは、京都の町家に住むかお店もつのが夢です。町家いいな〜