お店が始まってから、なんどか引っ越しをしました。
オフィスもですが、サーバーのお引越しもです。
そのサーバーのお引越しの時に、やはりなんどかデータが消えてしまったりするわけです。
特に2014年〜2016年あたりの火鉢のページがなくなってしまいました。
画像は一部のこっているので、特にめだった火鉢は皆様にご覧頂きたいと思っております。
大きめな紫檀の角火鉢
紫檀という木
私は紫檀(したん)という木が大好きです。
黒檀ほど黒すぎず、
ケヤキや黒柿ほど派手でない。
濃い茶色と薄い茶色の混合。
これが紫檀です。
なんとも言えない柔らかさを感じます。
でも木材は、黒檀、ケヤキ、黒柿と同様に非常に固い木材です。
また日本には自生しないため、江戸時代から紫檀・黒檀は輸入木材でした。
手あぶり火鉢より大きめな火鉢を角火鉢とも言います
手あぶり火鉢は概ね1辺が30cm前後まで。
それ以上大きめの、正方形の火鉢は、角火鉢と言ったりします。
もちろん手あぶり火鉢でも間違いないのですが、古い時代の骨董屋さんの言葉を借りればこれは「角火鉢」です。
1辺が45cmほどあったと思います。
左のあかっぽいのが手あぶり火鉢です。
山形の庄内のもので、実は炉がないので今も手元にあります。
右の大きめの火鉢が、紫檀の角火鉢。
紫檀や黒檀は高級仏壇で使われますが、気持ち的に彫りたくなる木材なのでしょうか。
この紫檀の火鉢の取っ手もなかなか見事でした。
価格は5万円台だったと思います。
もしかすると6万円だったかもしれません。
虫喰い五徳七寸と相性がよかったので、一緒にお買い求めいただきました。
他にも桑柄の火箸と灰均しなど。
それにしても今も思い出す、実に見事な紫檀の火鉢でした。
黒檀のほうが出会いが多く、紫檀の火鉢との出会いは少ないです。
もしかしたら、黒柿の火鉢よりも少ないかも知れません。
紫檀の火鉢
また出会いたいものです。
いえ、一度は使ってみたいものです。
いつか皆さんに、素敵な紫檀の火鉢を再び御覧いただける日を楽しみにしております。
ご覧いただき有難うございました。
皆様のご意見もお待ちしております。