こんにちは番頭の三浦です。
今回は中国製の鉄瓶の見分け方です。
★中国製の鉄瓶とは?
中国でつくってた鉄製のヤカンです。
鉄のヤカンあれば鉄瓶ですね。
鉄瓶業界の方にとっては「あれは鉄瓶といえるものではない」となりますが厳密には鉄で作ったヤカンは鉄瓶ですから中国製でも鉄瓶です。
とはいえ私がみても「これなら自分も100%つくれるな」という作り方です。
ワッフル作る要領ですね。
までも問題はそこではないので良いとして。
★中国製の鉄瓶の最大気になるポイント「耐熱塗料」
ただ1点。
番頭の私が気になるなと思っているのは内側に塗られている耐熱塗料です。
耐熱塗料は雨ざらしになる箇所に塗るものでして食器にはおそらく絶対に使わないと思います。いえ使いません。
耐熱塗料の見分け方(不明なケースもあり)
★耐熱塗料の特徴はザラつき。
目視で「ざらついた塗料がぬってありそう」に見えたら耐熱塗料です。
ザラつきの無い塗料もありまして、そうなるとただの黒い塗料です。
あまり判別はつきません。
★中国製の鉄瓶の見分け方
1つ目はアプリで確認します。アリエクスプレスというアプリがあります。
パソコンのブラウザでも確認できます。
アリエクスプレス
ただ「鉄瓶」で検索しても一切出てこないと思います。
「鉄瓶 南部鉄器 やかん」
で検索すると出てきますs。
またスマホアプリのアリエクスプレスのほうが検索結果が多いようです。
中国製の鉄瓶はAmazonでも売られています。
2つ目の確認方法 「工房を確認する」です。
販売店に「どちらの工房で作っていますか?」と訪ねてみます。
現在販売されている鉄瓶でしたら間違いなく工房の名前がわかります。
★中国製の鉄瓶にはこんなものがあります
アリエクスプレスのスマホアプリで「鉄瓶 南部鉄器 やかん」で検索した結果の画像を並べておきます。 これでおおよその中国製の鉄瓶の特徴がつかめると思います。
ここにはないですが
「取っ手が真鍮の金色」
「2kg以上あって重い」
「接合面がグラインダーで削ってある」
などの特徴でわかります。
耐熱塗料だけが心配なだけなのでもしそうした心配がなければ別に中国製でも気に入ったものがあれば良いと思います。
ステンレス網のメッキが物凄く危ないと教えられたので口に入れるものは気をつけたほうが良いのかも
一方で弊店は手作りのステンレス網も販売しています。
この焼き網1つとってもメッキについては日本は基準があるから安心です。
1枚10円〜100円の網はメッキの内容が非常に危険なのだと昔いらっしゃった中村金網の中村さんに聞いたことがあります。
メッキが熱せられるとざらついた粉がでてくることがあってその粉で胃を痛めるのだとか。聞いて怖くなったので安い焼き肉屋さんへ行くときは(笑)弊店の商品の銅の焼き網を持参していくくらいです。(苦笑)
ということでこのブログを書いている本日も下北の焼肉屋さんへ連れて行かれた後に書いています。もちろん焼き網持参ですw
日本の工房でつくったしっかりした鉄瓶も2万円も出せば購入できます。中国製とて5000円〜1万円しますので鉄瓶に関しては国産の工房のものをお薦めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。