最近のお話 その4〜 緊急事態宣言の翌日の街あれこれ

2020年3月25日 東京駅 丸の内側

一応連続投稿のつもりではじめた「最近のお話しシリーズ」

今回はこちら

4.悲しいスタバ
5.悲しい吉祥寺
6.どうしてこうなった

 

その3 猫専用神社「三光稲荷神社」さんへ行ってきました。

その2「人形町にある大観音寺へ行ってみた」

その1「人形町の小網神社さんへ行ってきた」

 

 

写真を数枚掲載いたしますが、緊急事態宣言がだされた翌日の4月8日に撮影しました。

 

番頭の三浦は、程よい人混みが好きです。

マナーの良い人々、こざっぱりした身なりの人々。

そんな人々の行き交う、落ち着いた街が好きです。

 

人形町はそんな街の1つです。

その人形町から人影が消え、駅からも人影が消え、スターバックスは明日から閉店ということで引越し前のような雰囲気でした。

正直、胸が詰まる様な、そんな息苦しさみたいなものを感じました。

無自覚な不安感。

もしくは強制的不安感とでもいいましょうか。

 

今このブログを書いているのは、それから11日も経った21日の今日。

ようやくこの新しい世界に慣れてきたなぁ。

という感じです。

 

只今もこのブログを書いていて、その日に感じた不安感みたいなものを少し思い出しています。

2020年3月25日 東京駅 丸の内側

これはその少し前のときの東京駅の様子です。今はもっと人が少ないのだと思いますが、この日も人が居なくて寂しかったです。特に新丸ビル館内がもぬけの殻みたいな感じでむしろ異様でした。

2020年3月25日 東京駅 丸の内側
2020年4月8日の新日本橋駅通路

2020年4月8日の新日本橋駅の駅通路。もともとすごく人が歩いているところではないですが、それでもラッシュ時間はぐわーっと人が行き来しています。

右側の壁に白いポスターが沢山貼られています。これは2020年パラリンピックの各種目別のポストたーです。まだありました。悲しい・・・

東京の観光案内の小冊子。各国語版。

これがまた泣けます。

各国語版の東京のガイド小冊子。アラビア語やらよくわからない言語のまでありました。他にもこの隣にもっとたくさんありました。もはや誰も手に取らないし、今後この冊子が手に取られていくほどの旅行者が来る日がやってくるのでしょうか。

明日から閉店のスタバの様子。in 人形町

写真を拡大するとよく分かると思いますが、奥に椅子が積み上がっています。ソーシャルディスタンスのために不要になった椅子とテーブルです。スターバックスの当初のコンセプトは「サードプレイス」

自宅とは別のくつろぎの場。ゆえに人と人との距離はもともとありました。それが回転率を重んじるようになって席間がせまくなっていたのです。それは確かに若干不満でした。でもこれは・・・ 寂しすぎます。儲かっていないお店の雰囲気すら漂っていました。なにこれ悲しい!

吉祥寺には人はいない

こちらは吉祥寺の駅ビルの通路。ここもいつも人が行き交っています。時間が17路過ぎていたのでお店は全てクローズ。にしてもこの人の少なさ。

吉祥寺の駅ビル「アトレ」は、恵比寿のアトレと並んでキラついたところです。実は番頭はこういう場所が大好き。だからやっぱり寂しかったです。というか悲しい。

2020年4月8日 吉祥寺 東急裏

吉祥寺の東急裏といえば、午後は優雅な大人たちが集う場所。吉祥寺まで自転車圏内に住む奥様方の駐輪場もここにあります。そこに人がいない・・・衝撃でした。イギリスの美しいゾンビ映画 「28日後」を思い出しました。

ブライアン・イーノの曲流れる美しいシーンをリンク貼っておきます。ゾンビはでてきません。

人のいない吉祥寺

吉祥寺サンロードの終点口。人はいません。晴れた週末の昼間は人通り多いと思いますが、それは吉祥寺に限らず。お店の閉店が時間が早いと、人も居なくなりますね。むなしく明かりだけが灯っている感じ。

とはいえ、ずっと長く住んでいた付近なので懐かしかったですし、胸がキュンとしました。やっぱり杉並・武蔵野エリアは好きです。

都内の主要な場所は本当にゴーストタウンです。Youtubeライブでたまに確認しますが、ちょっとありえない状態。銀座の4丁目交差点は夜でも人と車の往来が激しい激しい。でも誰もいません。 銀座ライブ

冗談抜きで八王子のこの京王堀之内だか南大沢という山の中のほうが車も圧倒的に走っています。野猿(のざる)街道と言う通りのほうが、銀座の真ん中よりも10倍以上車が走っています、

安宅和人の”開疎化”がもう始まっているのかもしれません。