炭斗木箱|炭を入れる専用の木箱

¥9,800

炭を入れる炭専用の木箱です。

茶道の世界に炭斗(すみとり)というものが存在します。

その炭斗の現代版の独特の木工作品です。

ちょっと訳ありの炭取木箱

ただいわくつきです。

形、特に取っ手が独特で取り付け式です。

発売からもう20年、現在の作家さんで3人目です。

最初の作家というか山人のはなし

最初の作家さんは作家というよりもただ山で木を削っている人でした。

冬になると街へ降りて仕事をしていたようですが、基本は山の中でとにかく木が掘りたいという人だったと記憶しています。

自分用に動かせもしない木のお風呂を作ったりしていました。

どこで修行も何もしてこなかったけれど物心ついた頃から木を削ってきていたと伝え聞いています。

だから取っ手は全てヤスリで削ってこんな形になっています。

生産数を考えたら絶対に直線であるべきです。

ただこれが人気で相当数つくってもらいました。

2010年頃だったかご高齢で山に登れなくなりました。

相当なお年だったようです。

サイズ

幅23.5cm 奥行き22.5cm 高さ17.5cm(持ち手まで31cm)

重さ:約1.8kg 素材:ニレの木

 

 

なんてことない道具だけど結構必需品です

炭は箱からハサミで掴んで取り出せます。

でも炭斗に炭を並べておくと非常に楽です。

火鉢に炭を入れるタイミングで毎回取り出しやすさを感じます。

火鉢の隣にこの炭取木箱があると妙に味もでます。

そんなところがこの炭斗の存在意義でしょうか。

 

でも備長炭は炭取り箱に入れっぱなしは❌

本物の備長炭である紀州と土佐備長炭だけは炭取り箱にいれたままにしていると空気中の湿気を吸ってしまいます。

湿気を吸った備長炭は火を付けると爆発します。

私は一度これで火事になりかけました。

お客様は畳が焦げてぼや騒ぎになりました。

備長炭を炭取り木箱に入れたままにする場合、1日だけにしてください。

備長炭は表面にあるリン酸の幕が一度吸った湿気を外に吐き出しません。

備長炭の保管だけは、ジプロックなど密閉した袋が一番安全です。

くぬぎ炭、なら炭はずっと入れっぱなしでも全く問題なしです。

在庫切れ

炭取木箱を もつもの
炭斗木箱|炭を入れる専用の木箱

在庫切れ