※2023年の6月から整理しなおしておりますので「在庫なし」なども表示されておりますが毎日少しずつ更新しております。いずれギャラリー完成する予定ですのでよろしくお願いいたします。
骨董の火鉢 履歴

手あぶり火鉢
1尺以内の大きさで
木製・陶器・金属など。
手焙り(てあぶり)
と呼ばれていた。
特に木製は貴重。
格式高いお家で使用。
木製の手焙り火鉢は、
2つで1組で造られるのが決まり。
・理由は、「手焙り火鉢は1人1つ」という暗黙の常識があったようです。
・武家、商家、庄屋など大勢集まるお家で1人1台。一部屋に25組50個 並べるのことが多かったようです。寄り合いです。
・過去に500台ほど販売。見た数だけなら1000は優に超えますが画像は300〜400台分。京都の文化色濃い、山形県は庄内の火鉢。上方の火鉢が特に好きでした。

関東火鉢・関西火鉢
長方形で、引き出しがあり
幅二尺、60cm前後以上
を長火鉢と申します。
当時は江戸は江戸長火鉢
関西は関西火鉢
厳格に別れていました。
・また江戸時代には火鉢は専売制だったようで、木製の火鉢は指物師がつくっていました。吉原の浮世絵などでは女性の偉い方が江戸長火鉢、若い衆は手焙り火鉢を使っていたりします。
過去に売れた火鉢まとめ
火鉢ギャラリー第344弾〜如鱗杢の火鉢
【商品名】昭和初期 如鱗杢 火鉢 43cm×43cm 【商品説明】 43cmの正方形で 高さ33cm 明らかに手あぶり火鉢ではありません。 大きめの角火鉢です。使用感ありますので状態は中の上といったところ。 ただ杢目に如>>>>
火鉢ギャラリー第343弾-島桑の大名火鉢
島桑の大名火鉢 桑の木の火鉢の特徴 江戸指物では珍重される桑の木ですがなぜか火鉢ではあまり目にしません。むしろ黒檀の方が多かった印象です。 黒檀は南方の木材で日本には無いのですが。 ちなみに黒檀を江戸時代に持ち込んでいた>>>>
火鉢ギャラリー第342弾 ぽってり煙草盆|骨董火鉢
煙草盆とは? 煙草盆はお茶室とは別に用意された待合室に置かれている火鉢のこと。 大きく二種類ありまして、火入れと竹筒が入れられたものと、火鉢形式のものがあります。 煙草盆 桐と黒檀 時代 大正〜昭和の戦前 おそらく昭和に>>>>
火鉢ギャラリー第341弾|ぽってり桐火鉢|瓶掛
ぽってりした桐の火鉢 全体の作り 唐物にみられる首が造られています。上部の凹んだところです。そのため「肩付き」が出来ています。そして畳付きという底がつけられています。中国の焼き物を真似たつくりをお茶道具ではよく目にします>>>>
火鉢ギャラリー第340弾|黒檀と銀の炉縁|骨董火鉢
黒檀の銀炉縁火鉢 – 侘びと遊びの共存 冷凍寂枯(れいとうじゃっこ)の木材といえば黒檀 冷え、凍り、侘びて枯れる美 黒い楽茶碗にその美を見つけたのは千利休とされていますが冷凍寂枯を唱えたのは侘びの祖の村田珠光>>>>
火鉢ギャラリー第339弾|全面~香木の火鉢!! 骨董銘品
全面本当に香木で出来た銘品 火鉢 兵庫県のお客さまの蔵にありました。 先月12月の3日に買い取り業務で兵庫県まで引き取りに行ってまいりました。 大きな蔵の中にあった火鉢です。 灰と五徳がついています。もともと付いていた五>>>>
火鉢ギャラリー第338弾|銀象嵌〜由緒正しき塗の火鉢 買い取りの品
兵庫県の蔵へ買取りへ。その初出し(うぶだし)の火鉢 明治18年 銀の螺鈿(らでん)の火鉢 直接、兵庫県の旧家の蔵からもってまいりました。 中江平右衛門 明治十八年出造 灰付き 火箸は美也古(みやこ)火箸が>>>>
火鉢ギャラリー第337弾|黒檀の手あぶり火鉢
黒檀の手あぶり火鉢 本来なら黒檀の手あぶり火鉢が出てきたらそれだけで「お見事」なのですが、今年の元旦火鉢はものすごいのが3つほどありますのでなにかお値段的にも大人しくお感じになるかもしれません。 ですが! 黒檀の手あぶり>>>>
火鉢ギャラリー第336弾|過去最高の黒柿の手焙り火鉢!
過去最高の黒柿の手焙り火鉢 黒柿の再考の杢目は孔雀杢(くじゃくもく)です。 孔雀の羽根の模様のような杢目が生まれます。 黒柿じたい、柿の木1000本に1本程度の割合で発見される偶然の産物。非常に珍しい柿の木それが黒柿です>>>>
骨董の火鉢345弾|玉杢・総ケヤキの煙草盆〜手焙り火鉢
ケヤキ一枚板と黒柿のたばこ盆 サイズ 36cm x 21cm 高さ23cm 無傷・如鱗杢の1cmあるケヤキの1枚板 黒柿 (本体無傷ですが竹の灰落しの上の薄いケヤキのフタ 一部欠けています。ページ下の方でも画像でご確認>>>>
火鉢の歴史
2004年からスタートしたお店。最初に売れたのは山形県庄内からの欅の手あぶり火鉢でした。
2004年〜2012年間の火鉢248台は一時削除
2004年に骨董の長火鉢を販売したのが最初の1台でした。それ以後300台以上の火鉢を販売してまいりました。
記録ある248台分のページは、どれもそのままでは文字化けしてしまいます。当時は正しいとされていた文字コードが、現在では古いものになってしまったことが原因です。何しろwindows98〜XPの時代です。そのため過去の火鉢のページ248台分は一時的に削除しております。
機会見つけて過去の火鉢をすべてご覧いただけるようにしたいものです。
