骨董火鉢346弾 「竹」信楽焼の火鉢。彫り銘あり|織部釉・飴釉

¥16,800

信楽焼のだるま火鉢 山田直方 第五代の作品 「竹」

大きさ:27cm 直径30cm 重さ7kg 程度:最良

信楽焼の名家である上田直方のつくった織部 信楽焼の火鉢です。

織部釉の緑の飴釉(あめゆう)と、竹の節を見事に表現した手ごね造りが目を見張る信楽焼の火鉢

作家 上田直方

灰は付いておりませんがご入用の場合は6kgほどになります。

一緒にご入用の場合はお知らせください

 

信楽焼ってなに?

信楽焼といえばこれではないでしょうか。

信楽焼はここで焼かれています。

岐阜県信楽町です。

天平年間 聖武天皇(しょうむてんのう)の時代 800年ころから滋賀県の信楽地方でやかれてきた焼き物なのです。

当然のごとく千利休や小堀遠州も制作を依頼していた歴史がありますが、当時はまだ信楽焼と呼ばれていなかったようです。

いわゆる土物ですが土に特徴ががあります。

 

信楽焼〜土の特徴

陶器にはティーカップのような磁器とザラツイた陶器があります。

信楽焼の土は木節粘土(きぶしねんど)という土で、信楽地域と他には瀬戸地方や愛知の一部でしか採れません。

また木節粘土には、磁器の原料である長石(カリオン)という石が混ざっています。

そのため如何にも陶器といったザラつきが出ます。

一般的な信楽焼との違い

いわゆる信楽焼は釉薬をかけないで焼きます。

だから茶色くザラツイています。

釉薬をかける信楽焼もあります。

今回の「竹」がそれです。

この「竹」にも赤い部分、茶色い部分があります。

これは定番の信楽焼とおなじく釉薬を塗らないか薄い箇所。

松の木を燃やして焼き締めまたときに松の木の灰が融合して赤っぽくなります。

 

江戸時代の窯で焼いた

山田直方はたしか信楽では唯一の古来窯で焼かれています。

江戸時代に作られたと言われているその土地に代々伝わる窯。

 

作ったのは誰?作家さんはどなた?

上田直方 第五代目ですたぶん。

初代は江戸後期〜明治期の人で、現在は6代目の上田直方が当時の信楽焼の伝統を支えています。

火鉢は概ね昭和30年ころまでは造られていましたが、6代目が上田直方を継ぐのは2010年と平成にはいってから。

恐らくそれまでの五代目 上田直方の作品だと思われます。

 

信楽焼火鉢の購入ガイド

灰はお付けします。

信楽焼の土には磁器の原料である長石がまざっています。

陶器の土は800度で焼きますが、ティーカップなどの長石は1350度で焼きます。

つまり長石が混ざっている方が熱には強いというわけです。

一般的な陶器の火鉢よりも熱に強い、と思います。

あくまで「そうであろう」と思うだけなので、ガンガンに備長炭を燃やして耐熱実験は一応避けてください。

それでも多分、熱に強いと思います。

その分重い(5kgくらい)ので落とさないようにしてください。

信楽焼の、しかも手ごねの陶器の火鉢は他に2つとないと思います。

これだけ長く火鉢を見続けてきた初めての信楽焼「竹」火鉢。

是非大切にお使いください。

 

さらに特徴を追記(織部釉の面白さ)

この緑の色は緑釉(みどりゆう)と呼ばれ、釉薬に銅をほんの数%まぜることで緑の色味が、窯で焼いた後にでるようにつくっています。

緑の釉薬は古田織部の織部釉(おりべゆう)とも呼ばれます。

この織部釉の釉薬はグレーです。

織部釉薬

このようにグレーです。

釉薬は科学着色料とは違いますからグリーンの塗料を塗るのではないのですね。

火鉢の灰を混ぜて作ったりしますが、あの灰の色。

厚くかけると緑になり薄いとグレーみたいな感じ。

通常の釉薬に銅を数%まぜることで窯で焼いた後に緑になっているようです。

同じように織部釉を塗って同じ窯で焼いても緑になったり赤くなったり。

なかなか難しいようです。

つまり、この火鉢の緑釉薬はひじょ〜に稀な偶然性もあって生まれたものなのでした。

自然の力、火の力をを加味してつくられるグリーンの織部釉。

なかなか興味深いです。

 

緑から赤、そして茶色へのグラデーション

緑から赤みへと変化し、枯れた竹の色の茶色へと続くグラデーションはこの織部釉を上から何度か垂らして出来上がります。

上部には何層にも釉薬が重なり、下へ行くほど伸びて薄くなる。

これでこの色のグラデーションが現れます。

そうしたところまで計算しても窯で焼いてみないとどうなるかわからないという、かなりの偶然性から生まれた作品です。

まさにこの遊び所こそ、織部好みといえます。

飴釉とは?

飴釉(あめゆう)は釉薬に鉄分を多く含ませ厚く塗り焼き上げます。

すると光沢のある黄褐色、飴色になります。

これを飴釉と言います。

緑釉の下部分が飴釉です。

おそらく素焼き+一回目の釉薬+緑釉薬と3回窯で焼いているのではないでしょうか。

窯でやくことを焼成(しょうせい)と言いますが、一回の焼成では出来上がらないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

在庫1個

信楽焼の火鉢 山田直方作 第五代の作品 竹
骨董火鉢346弾 「竹」信楽焼の火鉢。彫り銘あり|織部釉・飴釉

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