日の丸鉄瓶〜は、在庫なしとなりました。有難うございました。11月のいつ頃か不明ですが日の丸鉄瓶の第二弾 ボーダーと小瓶が出来上がってくる予定です。
小瓶は私も初めて見るのですが楽しみです。
民芸調の鉄瓶 水沢の日の丸鉄瓶
岩手県の南部 水沢で作られた日の丸鉄瓶です。
お値段は2万円と非常にお安いですが自信を持ってオススメできる南部鉄瓶です。
鉄瓶の産地で有名なのは現在は盛岡と水沢。
どちらも岩手県です。
水沢の鉄瓶の特徴はズバリ生活の道具。
どこか無骨。
そこがまた生活の道具っぽくて良いということで、かの柳宗理は盛岡の鉄瓶よりもこちらの水沢の鉄瓶を好みました。
工芸品と民芸品の違いです。
値段の安い理由
ずばり作業工程の違いです。
盛岡の鉄瓶、特にお値段5万円以上のものは作業工程が100近く。
10万円を超えるもので150の作業工程があります。
弊店で販売している20万円以上の砂鉄に関しては原材料から集めていますのでその作業工程を全ていれるととてつもない工程を経ます。
生活の道具として量産しなければならなかった時代、1つの鉄瓶にそれほど作業をしていられません。
そんな生活の必要性から作業工程が少ないのです。
手を抜いているとかそういう事ではないのです。
カナキ止め工程
カナキ止めというのは鉄瓶の最後の処理のこと。
炭により1200度の高温で鉄瓶を焼き付けます。
盛岡の鉄瓶は全てカナキ止めをしてあります。
すると生涯にわたって鉄瓶が錆びにくくなります。
余談ですが砂鉄の鉄瓶はカナキ止めをしなくてもサビません。鉄ではないので。
それはさておき水沢の鉄瓶はカナキ止めをしない作り方でした。
こちらの日の丸鉄瓶はガスでカナキ止めをしてあるそうです。
まったくカナキ止めをしていない鉄瓶よりはずっと錆びにくいです。
在庫は現在5つほどございますが、これでしばらく製造中止になります。
理由ははっきりしません。
ただこの5つが売れてしまったら終わりになります。
11月ころの別のデザインの鉄瓶が入荷予定ですが日の丸鉄瓶はこの5つのみになります。
鉄瓶のサイズ
高さ24cm 直径15cm 全幅19cm
重さ1.75kg