あちゃー 写真のリンク切れですね。
のちほど修正します。下記コンテンツは2004年頃につくりました。現在は2020年の3月22日。2004年当時のホームページの仕組みが、2011年頃からがらりとと大きく変わってしまいました。だからデータを簡単に移行できませんでした。そのためリンク切れです。
■五徳の据え方
- 五徳は、手間に二本の爪が、もう1本が向こうになるように置きます。
- 最初は五徳をもって、中心がどのあたりかを確認します。
- 炉の大きな囲炉裏の場合、中心に大きな五徳。手前に小さな五徳を置くこともあります。
- 五徳を灰の中に少しずつ沈めてゆきます。
- その際、左右に五徳を回しながら入れますと沈みやすいです。
- おおよそ五徳が灰に埋まりました。まだ見えていますが、とりあえず五徳の脇にどけられた灰を灰ならしなどで五徳の輪にかけてゆきます。
- このように五徳が隠れればOKです。
- あとは水平を取るために、灰から出ている爪の長さなどを見ながら五徳が水平になるように調整します。
- このとき、鉄瓶があれば五徳の上に載せて水平になっているか確認します。
風炉用の五徳とは
正確にはこちらの五徳。風炉用の五徳と言えます。
なぜなら円の部分が一部切れているからです。
これは春〜夏の時期の茶道でつかう風炉釜(ふろがま)で使うからです。
その際、炭の熱が熱いので、土器のお皿を灰に縦に差し込みます。
こうして炭の熱が手前に来るのを防ぎますが、
その際に土器を挿す時に五徳の丸い部分がじゃまにならないように切れています。
春〜夏の火鉢サイズの釜。お湯を沸かす釜で使う五徳の
形状なので、風炉用の五徳と呼べます。
ただ中国製なので、風炉用の五徳として造ったわけではないと思います。
中国製とはいえど、製造元がすでに生産していないという話もあり。
個人的には安くて便利ですし、他に作っているところがないので
今後も存在し続けて欲しい五徳です。