長崎から送られてきた買取の箱

長崎から買取をさせていただいた町家Nuiさんとのやり取りの記録をブログにしました。そのサムネイル。

こちらは今月、長崎から送られてきた3箱目の160サイズ箱です。

長崎の買取 長崎から送られてきた古いもの、不用品の入った160サイズダンボール箱

着払いで送料 2700円ほどです。

3箱目になります。

長崎にある「ときを紡ぐ町家 Nui ぬい 」

砂鉄の鉄瓶をお買い求めいただいたお客様 E様。

E様のご紹介でした。

ときを紡ぐ町家 Nui ぬい 

Facebookページ

長崎市鍛冶屋町の直ぐ隣、裏には女性商人として活躍した大浦慶のお墓もある町家ぬい。

明治23年に立てられた町家で、初代の家主の方が当時では珍しいヌイさんと女性だったそうです。それで町家 Nuiとなりました。

Facebookページにある写真を見ていると本来の日本の姿という言葉しかでてこないような幸せなショットばかりが並びます。 とくにおばあちゃんと子供が一緒にお料理していたり、おじいちゃんと子どもたちがお庭で何かを教わっている様子など。

まさに原風景。

そんな町家Nuiのオーナーさんの林さんをご紹介いただいて今回、ご不要なものをお預かりすることになりました。実は運営が難しく、あらたに運営企業が入るようです。

今回、町家Nuiのオーナー林様にNuiの中にある様々な古いものの画像を送っていただきました。

不用品を先に送っていただく仕組み

こちらは先にお荷物を送っていただきました。

手元にある古いもの、ご不要なものの写真を送っていただきました。

こちらで、これこれとお願いすることもありますし、不要なものをとりあえずごそっと入れてくださることもあります。

それを市場へ持ち込みし、欲しい方にお譲りしています。

全然値段つかなくて、もって帰って燃えないゴミで捨てるものもありますが、値段がつくものもあります。

諸経費を差し引きまして、さらに利益の数十パーセントをいただいて残りをお渡しする流れの買取でございます。

有名な作家のお茶碗など、たとえば大樋長左衛門 何代目 裏千家の偉い人、宗匠の花押入り茶碗などというものでなくても充分お値段付くものでございます。

むしろその長左エ門の写しならともかく贋作(がんさく)つまり偽物だと期待していたのにゼロ円や1,000円となると色々残念です。

それならば、価値ないと思っていた古いものに少しでもお値段ついてお代が振り込まれたほうが嬉しいかなと思っています。  番頭ならそれでバーガーキングの一番大きなハンバーガー 1,800円2つかって1つ食べて1つおみやげにもって帰れれば最高です。

今回の3箱目に入っていた煎茶の茶器類

手前の茶托はもしかしたら中国製でした。

古い中国製も買い手が付きやすいです。

Facebookから一部、日本の原風景を感じさせるお写真を

どれもFacebookで公開されている画像なのでそのまま引用させていただきました。

町家Nuiさんで行われている茶道茶会
長崎の町家 Nuiさんでの様子
長崎にある町家Nuiさんのお庭

いかがでしょうか。

見ているだけで幸せになります。

人はもともと半径5km圏内で一生を終えていたと言われています。

産業革命の後に発明された蒸気機関車によって人々の行動範囲が広がりました。

もちろんその後の交通革命により多大な恩恵を受けて入るのですが「半径5kmの幸せ」みたいなものを感じました。

今回、ご紹介いただきましたお客様E様に、そしてNuiのオーナー(これからは館長さん)の林様、そしてNuiの保存に携わった全ての方に感謝をいたします。

有難うございました。

お預かりした古いものは、次の方へ紡いで参ります。

最後までお読みいただき有難うございました。

同様にもし古いもの、ご不要なものございましたら一言お声がけ下さい。
歴史を次の方へ繋ぐお手伝いさせていただきます。

番頭三浦 080-3154-6642