火鉢に必要な灰の量はどのくらい?
目安として、
手あぶり火鉢 正方形の四角い木製 4kg前後
手あぶり火鉢 丸いもので陶器のもの 3kg前後
手あぶり火鉢 丸いもので木製 4kg前後
テーブルの付いた現代風の火鉢 4kg〜6kg
当店の桐の火鉢 2kg
長火鉢 関東火鉢も関西火鉢も 10kg〜12kg
長火鉢 幅80cm以上 15kg前後
必要な灰の量の測り方
火鉢の炉があります。
灰をいれるところです。
まずここの深さを測ります。
この深さがおよそ 14cm〜16cmではないかと思います。
ここからマイナス5cm〜7cmとします。
たとえば
14cm – 7cm = 7cm
だとします。
そうしたら、高さ(深さ)7cmをもとに、容積を測ります。
縦x横x高さ7cm
これで出た容積を、およそ 1400で割ってください。
縦22cm x 横22cm x 深さ7cm ならば 3388立方センチ とでます。
これを1400で割ります。
2.42とでました。
2.4kgということになります。
この場合、深さを多少低く見積もったので3kgでもいいですし、
そのまま2.4kgでもよいです。
残念ながら弊店では1kgずつの袋なので、この場合は2kgからスタートしても良いです。
炭が燃えれば灰になりますので、1シーズンも過ぎると灰が増えています。
四国で焼いているくぬぎ灰
2011年までは福島で焼いていました。
80年近く前から稼働している炭焼小屋が、
80近くありました。
でもあの日。
を境に、使えなくなってしまいました。
だから今は、四国で焼いています。
300kgの炭から多くて20kg。
少ないと5kgしか取れない灰。
広葉樹の灰だけが、火鉢や囲炉裏で、炭に灰をかぶせても静かに燃えています。
この広葉樹の灰がとても貴重なため、真冬には在庫なくなることもあります。
日本中の山から広葉樹(くぬぎ・なら)の木が少なくなっているためです。
大事な大事な灰。
大事に使っていきたいものです。
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