「男はつらいよ」の中の火鉢

火鉢のシーンサムネイル
こんにちは。 また台風さんがいらっしゃるとのことですので、日本の皆さん。 充分お気をつけください。   9月も後半になると、秋の後半のような気温です。 まだ火鉢に火はいれておりませんが、来月そうそうには火入れしそうな勢いです。 炉開きとでも言っておきます。   男はつらいよ。相変わらず見ています。 Amazonプライム会員でしたら、無料で何度でも見ることが出来ます。 私は6巡目に入りました。 もちろんストーリーどころかセリフまで覚えそうな勢いですが、映画に出てくる1970年前後の東京、地方都市の様子は、見る度に発見があります。 また、家の中の茶箪笥やテレビなの家具から、団子や「とらや」のメニューと価格まで、当時を知る貴重な資料のような感じで相変わらず見ております。   なお算命学で見ますと、私は生来「古いものが好き」なようです。 占いではなく、そういう生まれのようです。 よくはわかりませんが、火鉢のある生活を推奨し、男はつらいよを毎日の食事時にいているわけですから、そこだけは本当のようです。   さて 男はつらいよで、火鉢がでてくるのは、10作までの初期と、 40作前後に沢田研二がでてくるシリーズで、温泉宿の主人が江戸長火鉢を使っているシーンくらい。 意外とでてきません。 ただ、1970年代初頭までは「とらや」で普通に使われていますので、昭和40年ちょっとまでは各家庭にあったとおもわれます。   今日は六作目を見ていました。 男はつらいよ 純情篇 HDリマスター版(第6作)1971    

「男はつらいよ」第六作 純情編にでてくる火鉢

1:26(1時間26分)過ぎ。とらやの家の、仏壇のある部屋に、桐の丸い火鉢が一瞬出てきます。 鉄瓶でお湯を沸かしています。   2つ目は、 1:28 過ぎ。長崎県の五島に住む、お父さんの家にて。 娘の声を電話口で聞いたあとのシーン。 陶器のなまこ火鉢が出てきます。 やはり鉄瓶にお湯を入れて、そこにトックリを入れて熱燗にしています。 こうした使い方、昔は当たり前の景色でした。 なんど見ても、ジーンときます。 Amazonプライムの方は、是非!   わずか50年も立たないうちに、 スマホの影響で、チョコフレークが生産中止になる時代になりました。   こうした新しい時代だからこその、古さですね。 自分にとって「男はつらいよ」という映画は、時代の資料の存在になっています。   みなさんにとっての火鉢の思い出、感動ポイントはどのへんでしょう。 機会あれば是非お聞かせください。   久しぶりのブログ、お読みいただいてありがとうございました。   火鉢屋 三浦のぶひと