職人さんがつくった火箸

すべて南部鉄器の火箸です。

職人さんが作ったものだけを販売しています。

鍛冶屋の田中さんが2020年に引退してしまったので現在は盛岡と山形の工房でつくられている鋳物の火箸のみの販売になっております。

他にも良いものが見つかったときにアンティークの火箸もご紹介いたします。

現在お売りできる唯一の火箸

実はもう少し種類が豊富になります。今月 9月の中頃すぎましたら種類も増えると思います。

線引火箸

鈴木主善堂の線引火箸です。
鉄瓶にも線引というデザインがあります。

鋳心ノ工房の火箸

山形鋳物で造られました。

5,200円(税込)

盛岡の袋火箸

同じく鈴木主善堂の作品。在庫僅か。シンプルの中で一番高級。袋になっています。

8800円(税込)

アンティークの火箸 2種類

現在はアンティークの火箸の在庫ございません。出てまいりましたらご紹介いたします。

ご売約済み
ご売約済み
¥4,200

火箸の選び方

火鉢で使う

基本的に28cm程度の長さになります。火鉢でご利用いただく火箸はどれを選ばれても問題ないです。ご安心ください。また骨董屋さんでもし火箸を見つけたらすべて火鉢でご利用いただけますので、お買い求めに鳴ると良いと思います。いまでは骨董の火箸もあまり見なくなってきました。

囲炉裏で使う

囲炉裏でつかう火箸は30cmを超える長めがオススメです。ただ新しいものは二尺ほどでちょうど30cm前後、28cmくらい。ただこれ以上短い火箸は囲炉裏ではかなり使いづらいです。

茶道具との違い

茶道具と基本一緒です。お煎茶道とは若干異なるところあるようですが基本一緒ですので茶道具の火箸もこちらからお選びいただけます。

火箸(ひばし)とは

火箸(ひばし)は、燃えた炭を取り扱うお道具。当店では「南部鉄でできた鋳物の火箸」と、「鍛冶屋さんがトンカン叩いて造る鍛冶仕事の火箸」の二種類を販売しています。1種類だけ、山形鋳物の火箸もございます。

鋳物の火箸

南部鉄器でできた鋳物(いもの)の火箸。こちらは鉄を型に流して作ります。南部鉄器の製造方法としては一般的な手法。盛岡で造られる鉄器の殆どがこの鋳型でつくる鋳物です。

鉄は使い込むと味がでます。どちらの火箸をお選びになっても、後悔されることはございません。火箸の中で一番人気であるのは、鍛冶屋の田中さんが造る、鍛冶火箸。こちらは鉄の棒をトンカン叩いて表面に鍛冶仕事の跡をつけたものです。(¥3,600)

熱く熱した鉄をトンカン叩いて鉄を丸め、中を空洞にした鍛冶仕事による火箸もござます。こちらは千利休さんが好んだ道具になります。

番外編

ふと通りかかった骨董屋さん。そこで見つけた骨董の火箸。こうしたものはご縁ですので、見つけられた際はお買い求めいただくと面白いかと存じます。火箸はシンプルな作りですので当たりハズレはございません。是非骨董屋さんや、骨董市も行かれると楽しいのではないかと思います。

私どもの方でも、良き骨董ひばしを見つけた折には皆様にご紹介させていただきます。

火箸の標準的なサイズ

長さはおよそ九寸五分。およそ28cm〜29cm。日本の代表的な長さでもあります。千利休さんもこの九寸五分を標準とされたようです。オリジナルで長いものもお造りしたことございますが、やはり一番しっくり来るのは30cm以下。これは囲炉裏も、火箸も代わりません。

概ね28cmといったところですが、30cmくらいまでならございます。ソレ以上も造ることが出来ますので、囲炉裏で長いものをお求めの場合はその都度お尋ねください。

38cmまで行くと長すぎるのでお薦めいたしませんが、31〜33cmまででしたらバランスと実用の範囲でございます。

火箸の価格帯

3000円台〜2万円台が主流。

現在は4,000円前後〜1万以内が主流です。以前2万円台だったものは現在は4万円台で納期2ヶ月が平均になりました。
特別手の込んだもので4万円台、中には8万円といった火箸も造ったことがございます。でも通常は2万円で最高のものをお買い求めいただけます。

どの火箸も現在もお作りできます。お弟子さんが技を引き継いでいますので良いものが出来上がってまいります。ただ価格設定は倍になりました。田中さんは正真正銘の自給自足でしたのでかなり安く作ってくれていました。

なので倍に値上がりはしましたが本来の価格になったとも言えます。もちろん私も心情的には「ちょっと値上がりしすぎじゃないかな」と思うトコロもります。

ただそれを言ってしまうとキリがないです。鉄瓶の鉄の価格は100円前後ときいています。もしかしたら倍になっているかもしれませんが鉄の原材料はその程度です。でも一度(ひとたび)鉄瓶として作り上げられると10万円、20万円いたします。

上方(かみがた)の釜師の茶釜は7桁〜8桁いたします。その流派のお抱え釜師のつくる釜は100万円では購入できませんし、私も仕入れられません。ただそこまでの技術がるか、価値があるかと言われれば私は無いと思います。でも価値は相対的なものなので原材料と時給のみで換算されるものではありません。価格とはそういうモノ になります。ということで田中さんの当時の道具を懐かしんで。

鍛冶屋の田中さん創った火箸という作品一覧

鍛冶火箸

鍛冶屋の田中のおじちゃんの作品

3,600円(税込)

日本に唯一人、鉄瓶の持ち手をつくる鍛冶屋さんがいます。その鍛冶屋さんがトンカン打って中を空洞にして作ったのがこの皮脂。鍛冶仕事で作った中が空洞の火箸です。

下記価格の倍の金額でしたら今もお作りすることが出来ます。

ちょろぎ火箸

鍛冶屋の田中さんの作品

24,800円(税込)(当時)

釜環火箸

かまかん火ばしです。
茶釜の取っ手と同じワッカ
をつけてあります。

48,000円(税込)(当時)

鍛冶屋の田中さんの火箸

鍛冶屋さんです。田中さんと申します。田中さんが鍛冶仕事で創る火箸は、基本、中が空洞です。中が空洞ですと炭火の熱を伝えにくいです。また軽くて、炭を扱いやすいです。

そうした利便性も去ることながら、やはり鍛冶仕事でつくられた火箸は道具としての美しさを持ちます。千利休さんが好んだ火箸に「利休好みの火箸」がございますが、今この利休好みを造ることの出来る職人さんは日本には田中さんとそのお弟子さんだけです。

この田中さん。鉄瓶の弦(取っ手)をつくるのが専門です。鉄瓶の弦も中が空洞のものは、お湯が湧いても素手で持つことが出来ます。こうした昔の知恵と申しますか、昔ながらの鉄瓶の弦を作れるのも田中さんだけですので、お仕事は大忙し。その合間を縫って火箸を造ってくれています。

田中さんの火箸、初めて火鉢を使う方にもおすすめでございます。一度お使いいただければ生涯お使いいただけます。古くなっても相応の価値がございます。そしてなによりも、この道具としての美しさをお楽しみいただけたらと思います。